毎回 「御飯」ネタばかりも芸がないので 最近読んだ本より…
最近 4巻が出て完結した物 から…

『銀河乞食軍団 黎明編』
早川文庫 全4巻
まぁ 楽しく読ませていただきました。
野田氏の「銀河乞食軍団」は 物語の王道「弱者が強者に立ち向かう時に、個人の持てる知恵や工夫を仲間と組み合わせてぶつかり横暴な権力者をとっちめる 痛快さ」が面白いのだが …
が、どうもこの「黎明編」は読んでいてすわりが悪い。
違和感を感じたのは 視線の高さの違い。
「世の中はこんなものだ…(笑」
的な余裕というか自信がありすぎるのが何だが…なぁ(特に4巻 最後の短編)。
まぁ 作者が違うと世界が変わるのは仕方ないと思う。
あと まぁ出版社の都合もあるのだろうが、ここまで書く(実力がありながら)ならば、何故この作者は所詮は他人の作品にすぎない「銀河乞食軍団」を書くのだろうが…?
それぞれの立場もあって仕方ないのかもしれないが…
まぁ 所詮は一消費者には伺いできない世界だが、まぁいいか。

本日 夕方 TVを見る気がしなくなったので10数年ぶりに「銀河乞食軍団」CDを引っ張り出して聴いて見た。
一緒に写っているのは LPは持っていたが最近中古で手に入れたホルストの「惑星」(カラヤン指揮 ベルリンフィル)CD。
「銀河乞食軍団」CDを聴いたあとで聴くつもりで引っ張りだしたが…
音の共通性については音楽的な正確な表現方法が浮かばないのであえて細かく書かないが、その類似性に 少しうんざりした気分がしてホルストの「惑星」を今日はもう聴く気がしなくなった。
ちなみにホルストの「惑星」はDoburoku-TAOミーハ-的に昔から好きだったりする。
(所詮 富田勲のシンセサイザー版「惑星」の流行で「惑星」の存在をしった世代だ…(笑 )
といった訳で 今年も愚痴である。
2011.01.04 入力間違い訂正含め加筆修正。