日本政府が何故か公開しなかった「2010.11.05 尖閣諸島沖合いでの 中国漁船 ミンシンリョウ 5179の海上保安庁 巡視線への衝突操船証拠ビデオ」が 大手動画サイト「ユーチューブ」で公開され大騒ぎなった。
この事件において 日本政府の外交の手際と日本国民への情報管制はお世辞でも 国民の多くを納得させる対応ではなかったと思う。
まず Doburoku-TAO自身はこのビデオが内容が公開されたことは喜んでいる
ただ 単に情報が公開されたと喜んでばかりいられない点がこの一件にはあると思う。
1、「表の目的(ビデオ公開)は手段を正当化しない」
…国民が真実を知る機会を得た面は悪いことではないが、この公開方法はテロリストの殺人や破壊活動と同じ行為であった点を見逃してはいけないと思う
2、「今回の情報流出」には政治家や官僚の「政争」の手段ではないのか?
…だとしたら、国家間の争議の種を 己の権力闘争の手ごまに使えるような人物が 国民をどう思っているか思うと 恐ろしい気分になる
3、「スパイ防止法案」「インターネットの閲覧制限」など、日本国民への情報の管制のきっかけにならないか?
4、「犯人探し」に奔放するあまり、対中国への「外交的な手」を打つチャンスを逃さないか?
…犯人や流出の経路をはっきりさせる必要があるが、その行為が「中国へのご機嫌取り」にならないようしなければならない。
理由は簡単、日本は中国の属国ではないからだ
5、日本国内での「反中国」運動の高ぶりをどのように 穏健な方向へ向けるか?
…「我々(日本人)がこの件で 中国の態度に怒っている」事を表明するなと思っているわけではない。
一番恐れているのは「中国製増製品の不買運動」。
この運動は 「雇用と仕事を日本に取り戻せ…」の大儀名分で大声で叫ばれる可能性がある。
問題は「中国製品の不買運動」で一番被害を受けるのは 生活用品(「100円SHOP」などの日用雑貨)や玩具などの低価格の製品を扱っている中小企業だ。
特に「玩具メーカ」などで生産拠点を海外に置いているメーカーは、中国製造製品の不買運動が広がればで痛手を受けるだろう。
なんせ玩具は マニアを除けば「食品と違い無くても死なない製品」である、興味のない(生活に影響しない)製品に対する 扱いは残酷だ。
まぁ どうなる事やら…
追記…政治パフォーマンスで「尖閣諸島 沖合いでの 中国漁船 ミンシンリョウ 5179の海上保安庁 巡視線への衝突操船事件」について、事件当初 中国批判で口出しした大阪 知事は「上海万博 招待取り消し」をごねて「上海 万博」に参加したのは失点だったね。
1、…自分の発言を覚えていない
2、…自分の発言を 意見として一貫して主張出来ない。
3、…時期を読めない
以上 3点だけでも政治家としてのセンスの無さを露見したわけだ。
まぁ 普段から妄言だらけだが…(笑
2010年11月05日
ふと 思った事 『目的は手段を正当化しない!!』 「2010.11.05 尖閣諸島 沖合いでの 中国漁船 ミンシンリョウ 5179の海上保安庁 巡視線への衝突操船証拠ビデオ」騒動についてふと思うこと…(2010.11.05 わしも考えた)
posted by DOBUROKU-TAO at 23:44
"ふと 思った事
『目的は手段を正当化しない!!』 「2010.11.05 尖閣諸島 沖合いでの 中国漁船 ミンシンリョウ 5179の海上保安庁 巡視線への衝突操船証拠ビデオ」騒動についてふと思うこと…(2010.11.05 わしも考えた)
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