
上画像…頑(癌)住吉 製品 「レミントンM1876NAVY ローリングブロックピストル」 完成すると箱に収まらない。
最近 ちまちま仕上げていたものから…
去年購入し、組み立てたまま置いておいた、癌(頑)住吉 作レジン製組み立てキット「(レミントン) M1867ネービー ローリング ブロックピストル」を、塗装で仕上げた。


上左画像…頑(癌)住吉 製品 「レミントンM1876NAVY ローリングブロックピストル」 右側面
上右画像…頑(癌)住吉 製品 「レミントンM1876NAVY ローリングブロックピストル」 左側面
本体は クレオス「No.33 つや消し黒」を吹きつけ塗装。「No.33 つや消し黒」を選んだのは、塗装にまず失敗しない事と、皮膜が強いこともだったりする。
この製品、グリップは頑(頑)住吉氏のその後の製品群と違い赤茶色系のレジン成型。このことから下地の色合いを生かし塗装することにした。
グリップ表面を磨いた後、100番のペーパーで方向を決めて軽く当てて 木目の下地のような傷をつける。
その後、クレオスのクリアレッド・クリアオレンジ・マルーン・サファリオレンジを 適当に筆で紙をパレットにして取り出し、薄め液で溶いて混ぜる量を変えながら、筆で重ね塗り木目表現をした。

左画像…カートリッジ比較、左より 45ロングコルト(ダミーカート)、44-40(ダミーカート)、 「レミントンM1897 ローリングブロックピストル」 付属カートリッジ(レジン製)
…こうして比較すると「レミントンM1876NAVY ローリングブロックピストル」が大口径なのがわかる。
カートリッジは、弾頭部をクレオスの「No.8 銀」と「No.33 つや消し黒」との混色。銀を強めにし、筆で重ね塗りをして、銀色の粉が表面に浮くようにしている。
薬夾は、ビンの溶剤を飛ばして顔料の比率が高くなったクレオスのメタルカラーの「ブラス」で、筆塗り。プライマーはクレオスの「No.8 銀」で、筆塗りで塗っている
Doburoku-TAOが、筆塗りを行う際に、紙をパレットにしている理由は、混色の際(特に金と銀系統)に溶剤が多すぎたら紙が適当に吸ってくれるから。また、紙が溶剤でベチャベチャにならないように自身で加減して、溶剤を調整できるから。また、吹きつけ塗装の時の「ためし吹き」や、「塗料の溶き具合」の確認にも重宝している。
紙パレットは15年前、紙問屋で買った手帳サイズの厚紙がまだ300枚ほど残っているのを、ちまちま使っている。
まぁ、ご大層なことを書いているが、色を混ぜるのが楽しい(なんか大層な作業しているみたいな本末転倒)からだったりする。
所詮は趣味を、好みで楽しんでいるわけだが、技法によって仕上がり具合の程度・限界もあることも確かだったりするので、面倒なことが嫌なだけで 理屈をこねくり回しているといわれれば、その通りでもある。
毎度の、持ち物自慢終了…(笑
2011.09.17…画像再撮影にともない画像を差し替えた。