画像…手持ち「M1917」トーイガン タナカ 「M1917 米国仕様(上)、マルイ M29 ベース「M1917」(中)、タナカ 「M1917 英国仕様」(下)
「上段画像の左」より
タナカ製モデルガン用「.455ウェヴリー」、タナカ製モデルガン用「.455ウェヴリー」分解状態、タナカ製モデルガン用「45ACP」、タナカ製モデルガン用「45ACP」分解状態。
「下段画像の左」より
MGC GM5系モデルガン用 45ACPダミーカート,45ACP(RIGHTのダミーカート)、45ACP実物ダミーカート、45ACP 実物ダミーカートリム付" (ブログ初回投稿後の再撮影のため タナカ製 45ACPカートが画像に入っている)
今回、タナカからモデルガンで出た「S&W M1917 ハンドエジェクター2nd」はハーフムーングリップ使用の45ACP仕様ではなく.455ウェヴリー型となっている。
(左画像 参照)
上左画像…「実物M1917用 ハーフムーングリップ」に「RIGHT」のダミーカート 45ACP M1911(WW2) をはめ込んだ状態。
上右画像…カートグリップを使いシリンダーに装填された45ACP(左側)とタナカの.455ウェヴリーを装填した状態(右側)リムの厚みが違う。
ネットの某巨大掲示板では、
「実物ハーフムーングリップを入手すれば簡単に出来る」
と、おっしゃる向きもあるが…。
そこで、数年前「ショットショー」で入手した「実物M1917用 ハーフムーングリップ」に「RIGHT」の商品名「クラシックスーパーリアル ダミーカート 45ACP M1911(WW2) 6発入り」を使って試してみた(上右画像参照)。
結論から言えば、
「厚みの問題で駄目」
実物M1917用 ハーフムーングリップ」に「45ACP(ダミーカート)」を挟んだものは、画像の様に(左側がカートグリップを使いシリンダーに装填された45ACP、 右側は タナカの.455ウェヴリーを装填した状態)難なく装填は出来る。
だが、装填した状態ではシリンダーをフレームに収納できない(戻せない)。
これは、「45ACPのカート底面+ ハーフムーングリップ」の厚みが原因で、装填したままシリンダーをフレームに収めようとすると、カート底面がフレームに当ってしまい、シリンダーを閉じられない(フレームに収納出来ない)から。
わずか 0.数mmの問題なのだが、ハーフムーングリップを使用するならば、「フレーム側」か「シリンダー側」かのどちらかを削り対応しなければならない。
といった訳で、こだわる方は工作の覚悟を…。
私は素直に、タナカさんが製品化するのを気長に待とうかと…。
ちなみに「45ACPリム付(ダミーカート)」も、リムの厚さの問題で、装填は出来るが、シリンダーは収納できなかったりするので、使用の際はご注意を。(左画像を参照)
2011.08.26…画像の再撮影に伴い、画像の差し替え・追加を行った。
オマケ…モデルガン「ハーフムーングリップ」と言えば…
上左画像…モデルガン ハドソン「M1917」ハーフムーングリップ(左 銀)と実物用「M1917」用ハーフムーングリップ(右 黒)
上右画像…モデルガン ハドソン「M1917」ハーフムーングリップ(銀色)と実物用「M1917」用ハーフムーングリップ(黒色)を重ねて見た。
両者を重ねた画像からハドソンのカートのネックの径が小さい事と、実物の方が 円弧の径が大きいことが判る
モデルガン「ハーフムーングリップ」と言えばハドソンのモデルガン「コルトM1917」を思い出す人もいるかと…。
ダミーカートを使い、ハドソンの「ハーフムーングリップ」を転用し、タナカモデルガンで使用できないかと考える方もいるかもしれない。
これも、残念ながら無加工では使用不可能。
上右の画像のように、モデルガン ハドソン「M1917」(銀色)と実物用「M1917」用ハーフムーングリップ(黒色)を重ねて見ると、ハドソンのカートのネックの径が小さい事が判るうえ、扇型の径そのものが違うことが判る(実物用が少しだけ大きい)。
あと、ハドソン「M1917」ハーフムーングリップには、GM-5系のリアルサイズと言われるダミーカートを難なく装着できるが、「RIGHT」の「45ACP ダミーカート」には小さすぎて、無理やりではないと装着できない。
まぁ、加工すればなんとかなる問題なのだが…。
2011.08.26…画像の再撮影に伴い、画像の差し替え・追加を行った。