
画像…バンダイ「アクションアーカイブ ウルトラマン」No2.「アタックスーパーガン」

「アタックスーパーガン」外箱
模型誌の製品紹介記事で気になり、最近スーパーの食玩売り場で購入したのは…
バンダイ 食玩「アクションアーカイブ ウルトラマン No2 アタック スーパーガン」…定価 500円


上左画像…バンダイ「アクションアーカイブ ウルトラマン」No2.「アタックスーパーガン」 左側面
上右画像…バンダイ「アクションアーカイブ ウルトラマン」No2.「アタックスーパーガン」 右側面


上左画像…バンダイ「アクションアーカイブ ウルトラマン」No2.「アタックスーパーガン」 銃身を縮めた状態。
上右画像…バンダイ「アクションアーカイブ ウルトラマン」No2.「アタックスーパーガン」 内部機構
…「はずみ車」の重量稼ぎにねじを使うアイディアは脱帽物。なお 分解するため部品を一部切断しているので あまり分解はお勧めしない。
本製品の科学特捜隊の「スーパーガン」は、プロップより小さい全長14cm(銃身を延ばした状態)の物。
ギミックとしては 銃身の伸縮と 引き金をひくと本体が震える。売りの振動ギミックは 引き金の前後運動を大小2つの歯車で回転運動に変え T型の振り子を回転させて生じさせる仕掛け。
「引き金」の後ろの「振り子」に「回転を与えている小さい歯車」は、「引き金が下がろうとする限り」振り子に回転を与えている歯車とかみ合っている。
が、引き金の動きが止まると前進し、「振り子に回転を与えていた歯車と振り子は自由に回転できる」様になる。
コスト削減のアイディアで面白いのは振り子の仕様。専用の金属パーツではなく、樹脂製パーツにネジをねじ込み重量を稼いでいる。
製品はバレル基部のパーツが接着されている。その為、右側面のネジを外しても画像のように分解は出来ない。画像の物はバレル基部のスジ掘りにカミソリノコで切断し 内部機構を確認した。
勿論再組み立ては出来る。が、こんな事をしなくても遊べる製品なので 良い子は真似しなくていいかと…(笑
本製品の大きさ及び、銃後部のレバーの形状(プロップはバネ仕掛けの銃身の伸びるギミックの開放レバー と聞いた事がある)などスケール模型的には?な製品だが、プロップ自体が大雑把な作りだから、これはこれで価格相応のギミック的にも面白い玩具(製品)だと思う。
確かに玩具としての機構には目新しさはない。が、電子系の玩具が多い中で電池が無くても遊べる本製品を設計した設計者のセンスはいいと思う。
過去にも科学特捜隊の「スーパーガン」はガレージキットなどで商品化された(近年では アルミ文鎮でひと悶着あったところもあったが…(笑 )。親子2世代(場合によっては3世代)のキャラクター「ウルトラマン」の玩具としてはオマケの「流星バッチ」とともに価格相応の良い製品だと思う。
残念だったのは「流星バッチ」のアンテナが伸びなかったことだが 価格を思えば仕方ないか…

一応、画像のバッチはピアノ線でアンテナが伸びるように改造している。シールの剥がし方に失敗し汚くなったのが残念…汚くなったシールの代わりにストックの模型の転写シールから流用する手もあるが そこまではしていない。
ちなみに、最近立ち寄った「ヨドバシカメラ」では、このシリーズの「ベータカプセル」とともに売りきれ状態だった。
模型として云々 とこの食玩に青筋立てるマニア様は、80年代刊行された朝日ソノラマのムック片手にスクラッチしたほうが早い製品かもしれないが…
2011.09.24…画像再撮影に伴い、画像を差し替えた。