2007年08月16日

質問に対する 公開形式による回答

数種類の銃について 資料になりそうな書籍のバックNoについて質問を受けた。
チェックした雑誌バックNoを含めて 200冊。調査所要時間 6時間。このブログの為に文章まとめに6時間。
記憶と手作業による 確認作業の繰り返し、時間と労力に対して お人よしのDoburoku-TAOの得る物はなんだろうか?(途中で 盆休みの模型造りを返上し 青筋立てながら意地になり 止め損なっただけだったりする…(笑 )
質問してきた相手に結果をメールで回答するだけでは 
「なんや このオッサン 使えねえなぁ~」
の一言で終わる可能性大と思えてきたので、メールを送る代わりに 不特定多数の同好の志(そんなもの好き沢山いるのか…(笑 )でも読む事が出来るブログで公開回答にする事にした。

○ウェブリー&ホースベリー M1902
のオートマチックリボルバー
「GUN」1995年4月号
の記事が細部 メカニズム解説としてはベストだと思う。
また 鮮明な3面写真が
モデルグラフイックス増刊「オートマチック・ファイヤー・アームズ」
(1988年 大日本絵画 発行)
にはある。ちなみにこの本にはアメリカ製 オートマチックリボルバーとして
「レフォーバー・オートマチック・リボルバー(lefover automatic revolver)」
の3面写真が紹介されている。
デザイン的には無骨ながらも、もしTOYGUN化するならば、この機種の方が仕掛けは仕込みやすいのではないだろうか。
「ウェブリー&ホースベリー M1902 オートマチックリボルバー」ついては
「Armsマガジン」1995年6月号
において 青谷三郎氏が タニオアクション(指アクション)によるオートマチックリボルバーの動作を再現したモデルガンカスタムを発表されている。
ところで オートマチックリボルバーが活躍する作品として思い浮かぶのが
村枝賢一 作「RED」(講談社発行 全19巻)
の2巻より登場する 架空の拳銃「S&W M03A7 HATE SONG」
物語後半には 発展型も複数登場した。この「ヘイトソング」をフルスクラッチで製作したのが 水谷十三 氏。その紹介記事は
「電撃HOBBY マガジン」2000年11月号
に載っている。しかしあの作例の力の入れ具合 当時アニメ化の話とかあったのかなぁ~。「ヘイトソング」どこか商品化しないかなぁ~
ところで 一部熱狂的な「攻殻機動隊」マニアの支持を受ける「マテバ」製実在するオートマチックリボルバーについては 床井雅美氏が
「GUN」2001年1月号
で紹介している。

○64式微声拳銃、
この機種の開発背景について知るには この機種の発展系である「67式微声拳銃」の床井雅美氏のレポートは必読だと思う。
月刊「GUN」2003年2月号
この記事を読んだ上で床井雅美氏の著作
「現代軍用ピストル図鑑」   (2002年 徳間文庫)
のカラー写真と
「アンダーグランド ウェポン」(1993年 日本出版社 発行)
の簡易分解写真が参考になると思う。
中国では新式の消音拳銃が出ており ロータリバレル ロック機構「ノーリンコ CSZ92」をベースに「QSW06式 5.8mm 微声拳銃」がある。
この機種については
中国の兵器雑誌「兵器近況」2006年 8月号と9月号
を参照して欲しい。
「64式消音拳銃」が登場した作品として記憶にあるのは
工藤かずや 原作 浦沢直樹 画「パイナップル ARMY 」(小学館発行 全8巻)
で 暗躍する謎の日本人テロリスト 小東夷の愛銃だろうか。
この作品の最終巻でハイツマンが使用していたのが…

○スペツナズナイフ(バリスティックナイフ)
あんまり 真面目に細部まで みていなかったので気がつかなかったのだが
シュワルツネッガー 主演映画「コマンド」
で使用されていたそうだ。この映画で使用されたプロップについては
月刊「GUN」1987年12月号
のL・A支局 「ステンブリッジ社とステージ・ガン」
の記事で紹介されている。
なおこの記事でも書かれているが、アメリカにおける販売状態を書いた記事は 
月刊「GUN」1987年5月号
のL・A支局 「ワールド・レポート」
を参照。残念ながら 私の手元には ソ連(当時)のオリジナル版の資料はないので、アメリカで「バリスティックナイフ」で販売されている物とオリジナルの差は判らない。
ところで 日本の銃刀法において 鞘から 刃かバネなどで飛び出すナイフは 違法品となっている。また刃がそこそこの重量なるこの機種。刃を飛ばすに辺り バネは強力にならなければならない。ワンオフで自分用に作るならともかく 玩具とはいえ この種の物を製作し販売する気がある者は 販売後の事故についてそれなりの覚悟は必要だろう。
この スペツナズナイフ(バリスティックナイフ)が登場した作品で思い出すのは先に書いた「パイナップルアーミー」と
「ザ・スペズナッズ」(1989年 ㈱日本出版社 発行)収録 
原作 藤大輔 作画 城久人「レッド リベンジャー」シリーズの1編だろうか
ところで ロシアの装備では既に刃が飛び出すこれらにかわり SP-3とSP-4消音拳銃弾を使うナイフとのコンビネーション銃が登場している。
外見はNR-2コンバットナイフを模しているSP-3消音拳銃弾使用の「NRS サイレンサー・ナイフ・ピストル」については床井雅美氏の著作
「現代軍用ピストル図鑑」   (2002年 徳間文庫)
を参照に また改良型でSP-4消音拳銃弾使用の
「NRS-2 サイレンサー・ナイフ・ピストル」
と 再装填不可能らしい
「OTs-54 サイレンサー・ナイフ・ピストル」
については 
中国雑誌「現代兵器」2006年N04 号の記事を参考すればいいと思う。
ところで「ナイフ・ピストル」で 私と同年代のオタクが思い出すのは中国製の2機種。
「86(87?)式ファイティング・ナイフ・ピストル」と「ノーリンコ・タイプ82-2(85式) スプリング・ナイフ・ピストル」
については床井雅美氏のレポート。
月刊「GUN」1990年5月号

「現代軍用ピストル図鑑」   (2002年 徳間文庫)
を読めばいいと思う。なお 「ノーリンコ・タイプ82-2(85式) スプリング・ナイフ・ピストル」についてはGunSHOP 「TAC」経営者 津田哲也氏は その著作
「拳銃密売人 凶銃トカレフ拡散の謎」(1993年 イーストプレス発行)
において「ノーリンコ」製56式無可動銃を輸入の為接触した 中国人貿易相 李大容氏に 購入を勧められた事があると書いているが これは蛇足だな(笑。

なお この種のナイフ ピストルとしては民間製作の製品としてM-9銃剣の刃を転用する6連発リボルバー内臓の
G.R.A.D.社製「MB16F/M9ファイティングナイフ"AOW"」
がある。この機種については TOMO Hasegawa 氏の
「SAT」マガジンNo14号
の記事を参照。記事には書かれていないが シリンダの回転は シリンダー軸を兼ねるハンマーの爪による ジクザク式だと思われる。最近 旧LS製 「M9銃剣」も再販されたし ナイフの刃の立体化は意外と難しい。模型として立体化に挑戦する人がいたら材料の入手は楽になったはず。

○PP-90、PP-90M
頑住吉 氏が以前製品化していた。この機種に関しては当時 どうしても金銭的にやりくりできず買い逃した。
実銃の記事は 「Gun」誌の兵器ショーの紹介記事が載ったぐらいと思う。
PP-90Mについては床井雅美氏の著作
「最新サブ・マシンガン図鑑」   (2000年 徳間文庫)
カラー写真で簡単に紹介されている。
映画「ロボコップ2」
に同種のSMGが出てくるが、あれは ユージン・ストナー設計の機種ではないだろうか…?

さて、一応 手持ちで 確認できた資料になりそうな記事といったらこんな物だろうか、使い物になるかどうかの判断は 読んだ者に任すしかない。
Doburoku-TAOの手持ち資料での調査はこれが限界(W。
なお、これで 模型化(立体化)するための資料の一環として これらの本を探すのは容易のはず。


間違えても
「コピーしてください」
なんていう甘ったれたメールを送ってこないよう
に…。
マニアというか「物を造る」者として の誇りがもしあるならば これ以上は書かなくても判るだろう。 



追伸…質問した本人より謝罪のメールあり。その気持ちが本当にあるならば 新しい作品を造って発表して欲しい。
それだけを望む。
(2007.08.16.21:35)
posted by DOBUROKU-TAO at 14:42
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