文楽作品についての教養がないため、声音を変えない文楽で、一体の人形だけで複数の人形が出てくる場面を上演されても、他の人形の動きが想像できず何がなんやらさっぱりわからず。
もう少し「マニア様」相手ではなく、「素人」にでもわかるようにしてくれ。
で、『頭隠して尻隠さず』だが…
実は前回の公演から疑問に思っていたことを…
この大正区役所主催の公演には「三味線」と「文楽人形の操演」の希望者による体験コーナーがあるのだが…
どうも「体験者」は「希望者…」はヤラセで主催者側が毎回決めて用意している節がある。
面白いのは区の「希望者」を舞台で呼びかけると、区の偉いさん(舞台を正面として右の壁際)の横に立っている人が選ばれて舞台に上がる。前回も今回もギター経験者の女性が上がっていた(国立文楽劇場の展示室に飾っている三味線のバチを見ればわかるが、象牙のバチは重いだけではなく、欠けたらつぎはぎ修理してまでも使う高価な品…壊されるのが怖いんだろうね)。
で、操演は真ん中の列から、留学生らしい男の人と着飾った子供が参加。で、この体験コーナーをビデオで収めていたおばさんが(撮影許可証なし)がいたが、スタッフは一切注意しなかった。
まぁそれだけだったら、偶然かもしれないが、「三味線」の体験者の女性は舞台を降りた後、舞台を正面として左の壁際最前列(ただし椅子がない)に移動し鑑賞。また、人形の実演に参加した男性も、舞台を正面として左の壁際最前列で女性の横に移動し鑑賞しだした。
(これも 一般参加者ならば、先に座っていた座席に戻ればいいだけだ。)
実演が終了した時には、実演に参加した男女2人とスタッフが話あっている姿まで見ると…
まぁ、もう少しヤラセするなら「頭使おうよ…」、区の金を使ってるんだからさ…(笑
ちなみに今回、来場者数は350人越えで、プログラムやアンケート用紙は足りなかったそうだ…(もらえなかったから 落ちているのを拾ったのが画像…(笑
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