◎とりあえず今日の模型工作
旧「ジェガン」は基本塗装が終了。肩&脛のスラスタ内部のシール貼と墨入れは後日に…。
それにしてもひじ関節に使ったWAVEのパーツが塗装後割れたのは困った。経年変化だろうか?(墨入れの際は要注意だ…)。
「ジム・カスタム」&「ジム キャノンⅡ」は進まず。
エレールの1/130「ノースアメリカン X-15」は、とりあえず飛行状態からつくろうかと。
細部はこのKITの基となったと思われる1/65のレベルを模型置き場から引っ張りだして見てからかな…
◎とりあえず最近の読書から…
「アウトサイダー・プラモデル・アート ―アオシマ文化教材社の異常な想像力―」
(双葉社 2015年1月25日 初版発行)
アオシマの「合体プラモデル」の「歴史」に対する「資料的」な価値のみならず、「愛」にあふれた本。読んでいて楽しかった。
また、プラモデルの販売を「駄菓子屋」&「文房具屋」での功績を述べた点も読んでいて面白かった(ただし、マルサンがプラモデルの販売経路として、学校近くの文房具店を視野に入れていた事を踏まえたうえ、もう少し突っ込んだ考察が欲しかったが…贅沢かな…)
残念だった点は「合体」の斬新さに目を奪われている点。合体プラモデルの共通径のジョイントは、同時期のタカラの「ミクロマン」の乗り物(正確には 変身サイボーグの「バ イクメカ」からの系譜)の影響が強いと思うのだが…。また、今井科学の系譜を取り込んだバンダイとは違い、独自に作る玩具としてのキャラクタープラモデルを開発してきたアオシマのキャラクターモデルのギミックや、スケールモデルでの着眼点{「戦国合戦シリーズ」など}も触れた方が、アオシマの特色がよく出たのではないだろうか…
その昔学校近くの文房具屋でプラモデルを買ってワクワクした世代は読んで損がない本だと思う。
追記…「バンダイ」の模型関連書籍ではメーカー名が出ない、「アオシマ」に「機動戦士 ガンダム」の模型化のチャンスがあった事を、「アオシマ」サイドが正式に認めた点も面白い。
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