2014年08月24日

「最近の読書」…2014年08月24日

「最近の読書」…2014年08月24日


 忘備録を兼ねてここ数か月で読んだ本から…
 ここ数か月はスパイ関連の書籍から読みすすめた。

まずは長年つんどく状態だった…
◎「シャンペン・スパイ <モサドの星>の回想」(早川書房 1985年)
 ウォルフガング・ロッソ 著 大内博 訳
◎「スパイのためのハンドブック」(早川書房 1982年)
 ウォルフガング・ロッソ 著 朝川伸英 訳
の2冊を読み…
BBCのドキメンタリーに合わせて出版された…
◎「スパイ!」(早川書房 1984年)
リチャード・ディーコン&ナイジェル・ウェスト 共著、水木光 訳
を読む。この書籍でソ連とウクライナの確執を知る。
 取り上げられた「シンシア」がらみで、同じ早川書房から刊行されている第2次世界大戦時の暗号解読を描いた「暗号戦争」をまず読むことも考えたが…
「ゾルゲ」から「ソ連(ロシア))がらみで…
◎「動乱はわが掌中にあり 情報将校 明石元二郎の日露戦争」(新潮社 文庫1994年)
 水木楊 著
 日露戦争において、ロシアを後方から揺さぶった明石元二郎大佐の活動を知る。
本書でフィンランドとロシア(ソ連)の確執&フィンランドの日本贔屓の理由を知る。
しかし「フィンランド化」なんて言葉で嘲笑した、「不沈空母発言」の風見鶏政治家
の発言は、いかに歴史背景も考えない発言だったか…。
 日露戦争がいかに日本を政治経済のみならず疲弊させたかを理解する意味でも、これまた長年放置の…
◎「明治の墓標 庶民のみた日清・日露戦争」(河出書房新社 文庫 1990 年)
大濱徹也 著
 を読む。これは新田次郎 著「八甲田山」を読んだ際購入し、読みかけては放置していたもの。15年目にやっと最後まで読み切った。
 この書籍を読み、日清・日露に両戦争がいかに日本国内疲弊させた事を知ることに…
また、この両戦争が、その後の日本の国力をかえりみない無謀な軍国化を加速した事を知る。
 ちなみに本書の記述で、愛国を唱え外貨稼ぎを目的に、日本の女性を組織的に娼婦として送り込んだ者たちの存在を知る。何のことはない、第二次世界大戦以前に組織&システムが出来上がっていた事が伺い知れる。
息抜きがてら読んだのが…
◎「モサド、その真実 世界最強のイスラエル諜報機関」(集英社 文庫 1984年)
 落合信彦 著
 これは ウォルフガング・ロッソへのインタビュー記事が掲載されているので読んだ。
 落合信彦 市の著作だから古書で簡単に手に入ると思っていたが、意外と入手に時間がかかった一冊。
 最後は最近刊行された書籍から…
◎「日本海軍 4000時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦 NHKスペシャル取材班」
(新潮社 文庫 2014年)
「海軍反省会」を題材にしたNHKスペシャル「日本海軍400時間の証言」(2009年に放映)は、放映当初から第二次世界大戦を訳知り顔で語る者たちを青ざめさせ、衝撃を与えた番組。
 この番組の成立背景や取材状況を記した本書を、「海軍善玉説」盲信される方や「艦これ」ファンは、読んでみて損はないと思う。

 追記…「艦これ」を企画した連中って、いろんな意味で不気味でたちが悪いと思う…。

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posted by DOBUROKU-TAO at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | 更新情報をチェックする
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