2013年10月05日

「LS(現 マイクロエース アリイ)『U.S.コンバットナイフ』&『U.S.コンバット ラバーナイフ』…(2013.10.05)

LS(現 マイクロエース)  『U.S.コンバットナイフ』2種 「ゴム刃」版(上)と「プラ刃」版(下) Doburoku-TAO.JPG LS(現 マイクロエース)  『U.S.コンバットナイフ』未組み立て部品構成 Doburoku-TAO.JPG LS(現 マイクロエース)  『U.S.コンバットナイフ』バット部 製造元「カミラス」社をあらわす刻印 Doburoku-TAO.JPG

上段画像…手持ち"LS(現 マイクロエース)   『U.S.コンバット ラバーナイフ』(上)と『U.S.コンバットナイフ』(下 プラ刃版)。
下段左画像 …LS(現 マイクロエース)  『U.S.コンバットナイフ』未組み立て部品構成
下段右画像 …LS(現 マイクロエース)  『U.S.コンバットナイフ』バット部の刻印。ニューヨークのカミラス社(CAMILLUS N.Y 社)が1979年8月に製作した製品で事を示している。

◎「本キット」について…
 本製品は亡きLSが、「XM177 空挺部隊隊セット」に同梱していた「プラ刃版」を単品売りした物。
「ゴム刃版」は「プラ刃版」が単品売りされてからラインナップに加わった商品だったと記憶している。
本製品の部品構成はいたって単純な物(下段左の画像参照  有井版(現 マイクロエース))。
「ゴム刃版」の「プラ刃版」の違いは、ブレード部の材質の違いと、メッキの有無だけ。設計されたのが、 LSの銃関連の模型がディスプレイモデル時代のものなので、組み立てには接着によるところが多い。
 バット部にはニューヨークのカミラス社(CAMILLUS N.Y 社)が、1979年8月に製造したことを示す刻印がある。
なお実物にはブレード部にも製造元の刻印があるものもあったが、それは量産開始の1962年から1967年までだそうだ。したがって1979年製造品を模型化した本製品にはブレード部に刻印がなくてもおかしくない。

 上段の画像の完成品2個は、LS倒産後に金型を引きとった「有井」版(現 マイクロエース)を自分で組み上げたもの。

◎「プラ刃」版(上段 画像内下)
 ブレード(メッキをはがした上で)と金属部を「つや消し黒」+「メタルカラー アイアン」(少量)の混色を吹きつけ塗装している。
これはブレード部のバリ取りをした際メッキ部がはがれた事から、メッキの色合い再現よりも、軍用ナイフならば「反射を嫌う」と考えて塗ったもの。工作時はこのメッキをはがすのに、当時やすりで磨いてうんざりさせられた記憶がある。
 ちなみに実物は軍用は「青く染める」「パーカー加工」「リン酸塩処理」の3種があるそうだ。
 民間に市販されたモデルはブレードが磨かれていたそうなので、製品は民間モデルを基に設計されたのかもしれない。
 ハンドル部は確か表面を荒めの耐水ペーパー(120番)で磨いて傷をつけ「茶色」の上から「クリヤレッド」+「クリヤオレンジ」の混色で実物の「皮製」仕上げを狙っている。

◎「ゴム刃」版(上段 画像内上)
 部品組み立ての前に、グリップ裏側の「つや消し黒」を吹き付け、ゴム製パーツの接触でプラが溶けないようにしている。また、ゴム刃のバリ取りは、冷蔵庫の冷凍室でカチンコチンに凍らした上で硬いうちにデザインナイフや鑢で処理した。
 塗装については、ブレードと金属部にまず「つや消し黒」を塗り、乾燥後「GXシルバー」+「GXクリヤゴールド」(少量)の混色を数度吹き付けている。
ハンドル部は樹脂製を表現したく「つや消し黒」の上からスプレ缶の「スーパークリヤ」を吹き付けている。

マイクロエース 『U.S.コンバット ラバーナイフ』外箱 Doburoku-TAO.JPGマイクロエース 『U.S.コンバットナイフ』外箱 Doburoku-TAO.JPG

上左画像 …有井版(現 マイクロエース)『U.S.コンバット ラバーナイフ』外箱
上右画像 …有井版(現 マイクロエース)『U.S.コンバットナイフ』外箱

 上の画像の「有井」版の外箱は、メーカーロゴが「有井」になっているだけで「LS」時代とさほど変わってはいない。
 ただ、最近の「マイクロエース」が販売しだしたVer.では、箱のコストダウンのためか、デザイン以外にも箱の材質&印刷が落ちた気がする。
 マイクロエース製品も 値上げが始まるそうで、本KITに興味を持った人はまだ流通在庫があると思うので探してみるのもいいかと…

<参考資料>
ワールドフォトプレス 1989年発行「PX マガジン」No.20 Doburoku-TAO.JPG左画像 …ワールドフォトプレス 1989年発行「PX マガジン」No.20

モデルとなった『U.S.コンバットナイフ』の生い立ち・仕様は この号の掲載された記事を参照にした。
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