2012年09月03日

LS(エルエス) 1/1「ロング ルガー8in 砲兵モデル」について その2 加工編…(モデルガン・LS・プラモデル 2012.09.03)画像 差し替え・追加あり

2012.08.14完成 LS ロングルガー(セフティーON状態) Doburoku-TAO
上画像…2012.08.14完成 LS ロングルガー(セフティーON 状態) 

LS ロングルガー 完成品 左側面 Doburoku-TAOLS ロングルガー 完成品 右側面 Doburoku-TAO
上画像…LS「 ロングルガー」 完成品 側面左右(セフティー OFF状態) 

2012,07.08「LS ロングルガー」工作ひと段落 Doburoku-TAO右画像…LS「 ロングルガー」工作ひと段落(2012.07.08 未塗装状態) 
 なんやかんやで完成したLS(エルエス)の「ロングルガー8in 砲兵モデル」について細部を…
右の画像は塗装前のパテでの表面の引け・傷の修正(2012.0708 時点)の画像だが、分解状態なのでちまちま手が加えられてことがわかるかと…
ちなみに完成品の塗装は
本体・グリップ
…クレオスのラッカー系「つや消し黒」を吹き付け塗装。
シアーとエキストラクタ
…「つや消し黒」の上からタカラのメタルカラーのダークアイアンを筆塗り。
セフティーON時、シアーをおさえる部分
…はアクセントになるようクレオスのラッカー系「銀」を筆塗り。

◎サイト&バレル関連
LS ロングルガー リアサイト部 Doburoku-TAO比較用 LSロングルガー 組立説明図よりバレル部(トグル部も注目) Doburoku-TAO
上左画像…LS「ロングルガー」のタンジェントサイト
上右画像…LS「ロングルガー」組立説明図よりバレルのタンジェントサイト部の組み立て説明(トグル部も注目)。
 2012.03.04  LS 
1分の1「ロングルガー p-08 8in 4inと共用なのでリアサイトがある 下右画像…LS「ロングルガー」のトグル部(未塗装・未加工)リアサイト部
 LS「ロングルガー」の特徴のひとつタンジェントリアサイトとロングバレル。
タンジェントサイトは調整可能な可動式ではあるが 距離にあわせたロック機能は再現されてない。(上左画像を参照)
ところでLS「ロングルガー」は「P-08 4in」とトグル部分のパーツが共用。なのでそまま組み立てるとリアサイトがある。(下右画像を参照)
「ロングルガー」の組み立て説明図には「リアサイトを削る」加工指示はない。
まぁこれは製品化された時代(1970年代前半)を思えば、「模型工作に適したヤスリやパテの普及」「プラモデル購入の年齢層が広かった」等を思えば仕方ない説明だろう。
要は加工できる者が、気がすむまで手を加えればいいだけだった話だ。
 また「トグル」と「ブリーチブロック」を分解可能にしている(90年代後半に加工)。
未塗装状態の画像(画像…LS「 ロングルガー」工作ひと段落(2012.07.08 未塗装状態) )で判るが 接続はプラ棒ではなくエバグリーン社のプラパイプで接続している。これはトグル操作で トグルリング&ブリーチブロックの接続部に無理な力がかかった際 プラパイプの変形・破損でトグルリング&ブリーチブロックの破損を防ごうという考えから。
またトグルリングの軸受け部には金属パイプ(手元にあった銅製パイプ)を埋め込んで強度を稼いでいる。
LS ロングルガーのバレルは芋ネジで固定 Doburoku-TAO 左画像…LS「ロングルガー」のバレルとフレームはイモネジで固定し分解可能としている 

 なおバレルはフレーム部に接着せず、フレーム下部に開けた穴に「直径3×4(mm)」の芋ねじで固定し分解可能にしている。
いつか4inを組み立てれば 銃身を取替えて遊べるだろう…。
この加工をした事で、バレルをのぞいてくみ上げることで、機構(トリガー・フアィヤーリングピン・セフティ)の動作面でのチェック・調整がしやすかった。
ちなみにチャンバー内には現物あわせでエヴァグリーン社のプラパイプを埋め込み、カートリッジが銃身前方で進みすぎないようにしている。

◎ブリーチブロック関連
LS ロングルガー (加工あり) 差し替え Doburoku-TAO^LS ロングルガーボルト(カートリッジと) Doburoku-TAO
LS ロングルガー ボルトを斜め前から Doburoku-TAO 上左画像…LS「ロングルガー」のブリーチブロック
上右画像…LS「ロングルガー」のブリーチブロック
下左画像…LS「ロングルガー」のブリーチブロックを斜め前から
  「ファイヤーリングピン周り」と伸ばした「下あご部」に注目。

 エキストラクターがカートリッジを加えている(エキストラクターがカートリッジインジケーターを兼ねている点に注目)。

 ブリーチブロックの加工点は次のとうり
 1、トグルと分解可能に。
 2、シアーとファイヤーリングピンの掛を良くするため ファイヤーリングピンに「直径2mm)」の芋ねじをねじ込んだ。
 3、カートリッジの排夾を確実にするため、ブリーチブロックの前部下面にエバグリーン社のプラパイプを薄切りした顎を接着。
2と3は仮組みし動作チエックを繰り返している最中に動作が不確実になったための処置。
2に関してはLS製品はファイヤーリングピンは一度組み込むと分解できない構造となっている。今回の処置は10年以上前に加工した物ゆえ気を使った加工だった。
特に3はマガジンからの装填・排夾テスト中に動作不良がおこりだした。マガジンからカートリッジを取り出す動作で変形が生じた模様。
上画像では鮮明ではないが、形状的には実銃から離れるが下顎を突き出す形にし、エキストラクターの働きを確実にした。
またエキストラクターはカートリッジインジケーター機能を兼ねているところも再現されている(上左画像を参照 但し金型の制約で文字刻印はない)。
ところで画像でブリーチブロックの艶が違うのはフレームにかみ合う部分にタミヤの「セラミックグリス」を塗っているから。

◎シアー関連
LS ロングルガー シアー部(加工済) Doburoku-TAO2012.06.30 購入スプリング

上左画像…LS ロングルガー シアー部(加工済)
上右画像…Tomix(トーミーテック)製 2012.06.30 購入スプリング

 シアーはトリガーレバーと並び、切った・貼った・削ったを繰り返し加工・調整で苦労したパーツのひとつ。
可動する部品を付け加え、ディスコネクター機能を追加する事は、己の工作精度の低さと強度確保の問題で断念している。
形状は動作テストを繰り返して決まった。側面には微妙な傾斜をつけ、セフティーON状態でトグルを引いてもファイヤーリングピンがコッキングできる様に調整している。
またシアーとファイヤーリングピンの掛を良くするためと強度確保のため シアーにも「直径2mm)」の芋ねじをねじ込んだ。

 ところでLSの「ルガー」の構造的な問題のひとつがシアースプリングの材質。LSはフレームにABSの板バネ状パーツを貼り付けているが強度的に不安がある。
一時期、画像のTomix(トーミーテック)製のNゲージ「車両カプラー用」スプリングを加工し仕込んだがフレーム側に変形(シースプリングを兼ねるABSが生じたことあり、商品の仕様に戻している。
この部分は 4inモデルをつくる際、シアースプリングを金属性パーツに置き換えるなどの工夫が必要だろう。

◎マガンキャッチ&分解レバーの「チエッカーリング」の再現。
2012.03.04 調整再開 LS 1分の1「ロングルガー p-08 8inチェッカーリング再現。模型素材 (株)ブンカ社「かたとりまる」 Doburoku-TAO
上左画像…ポリパテで複製したチェッカーリングパーツを貼った状態。
上右画像…模りに使用した ブンカ社の「かたどりまる」

 これは過去に工作がとまってしまった原因のひとつ…(笑。
Kitのままでは凸モールドで、これを彫りなおそうと挑戦したが綺麗にできず 投げ出した…(笑
今回 お湯でやわらかくなった状態で原型に押し付け「かたどり」をする素材を利用し、MGCの金属モデルからチエッカーリング部を複製した。
使用した型どり素材は、模型問屋ブンカ社が卸している「かたとりまる」。これは入手しやすさと価格の安さで購入したもの。
複製したのがマルシンではない理由は単にとりだしやすい位置にMGC製品があっただけ
 ところでこのかたどり素材、素材の半透明な点を利用し、光硬化タイプのパテを流し込み複製作業をしている模型ライターもいるようだ(「Model Art」の艦船系ライターと記憶)
こうして出来上がった型に、ポリパテを流し込み複製。
ポリパテが乾燥したあと 薄切りした部品を貼り付け やすりで仕上げなおしている。
ポリパテが軟らかいのでチエッカーリングのエッジも立てやすい。
まぁ 耐久性は低いが手間を思えば許容範囲かと…。

◎セフティー関連
LS ロングルガー セフティー OFF状態 Doburoku-TAOLS ロングルガー セフティー ON状態 Doburoku-TAO
上左画像… セフティー OFF状態
上右画像… セフティー ON状態
LSでは省略されていた「セフティーの機能」を現物あわせで再現したてみた。
ルガーのセフティ機構は、シアーをバーで押さえつけて動きをロックするボーチャードの機構を引き継いだ物。
LS ロングルガー セフティーレバー加工部 Doburoku-TAOLS ロングルガーセフティー再現のための加工部 Doburoku-TAO
上左画像… セフティー レバーの加工
上右画像… セフティーON状態をフレーム内側から覗く。画像は不鮮明だがフレームの内側から溝を掘り、その後プラ板でふさいでいる。
 セフティーレバーは 厚さ0.5×5mm幅の真鍮板材を加工。
この板材をLSのセフティパーツに2mm螺子で固定。同じくセフティーバーは厚さ0.5×5mm幅の真鍮材で作ったパーツを2mm螺子で接続した。
セフティーレバーのシアーを直接押さえつける部分については、厚さ1mmのプラ板を貼り付け、現物あわせで削りながら動作調整を繰り返した。
加工に用いた真鍮板材は以前「マッハ模型」(大阪 梅田)で購入した物。この真鍮材をこの種の材料はHOゲージの工作ぞ材を扱っている店ならば入手は容易だろう。
 フレーム側に関しては90年代に左右パーツを接着した物だったので、セフティーの再現にあたり加工に苦労した。
加工はフレーム左側内側に、セフティーレバーが通る溝をヤスリで削り作ったあとプラ板で封をしトンネル状にした。
一応 セフティーON状態でトグルを引いても、ファイヤーリングピンがコッキングできる様 シアーを加工している。

◎マガジン &カートリッジ 関連
LS ロングルガー マガジン加工 Doburoku-TAO 左画像…,「マガジン」は分解可能にしている。
今回組み立てるにあたりマガジンは分解可能にしている。
マガジンボトムとマガジンは現物あわせでタミヤ 3mmプラ棒で分解可能なように加工。
マガジンフォロアーは後ろの面に厚さ1.0mmプラ板を貼り、マガジン内でフォロアーが踊らない用にしている。
またマガジンフォロアーに2mm螺子用スピンサードを、マガジンフォロアーボタンは直径2mmの芋螺子を仕込んで分解・組み立てを容易にしている。
なんとか「マガジン」からの給弾は3発までは難なく出来るが 4発以上はうまくいかない。
まだまだ調整の余地がある。
LS ロングルガーカートと実物ダミーカート 比較 Doburoku-TAO 左画像…左より LSカートリッジ・380ACP (実物ダミーカート)・9mmパラベラム (実物ダミーカート)・9mmパラベラム 鉄製ケース (実物ダミーカート)
 LS製品に付属するカートリッジについて。
右の画像から、LS付属のカートリッジはケース部が9mmパラベラムに、ブレット部が380ACPに寸法が近い事がわかる
 ちなみにLSのカートリッジは同社のワルサーP-38(新旧 計4種)・コンバットマグナム(2種)・ルガー(2種)・モーゼルミリタリー(2種)・デリンジャー・コルトガバメント(2種)・コルトピースメーカー(計4種)の共通カートリッジとなっている。

 さてさて苦労自慢はこれにて終了、機構面で今回気がついた点などは次回にでも…(笑

2012.09.08…画像 差し替え・追加あり
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック