2012年07月22日

「今日の事 No.12-013」 (「2012.07.22 日曜日」)

◎「ウォルト・ディズニー」

「生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展」Doburoku-TAO.JPG 美術館「えき」KYOTOで開催されている「生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展」を見に行く。

結論から言えば期待はずれというか、ディズニーによる「プロパガンダ映像」展だった。
勿論 資料的に貴重な物は多いが、説明文は小さく宣伝映像に目がいく展示形式だった。

 同時代を生きたナチスのゲッペルスが政治に走ったの対し、巨大な集金システムを一代で作り上げた点が両者が違いだが、晩年 都市と社会システムまで手中に入れようとした点で両者の欲望には違いがない(構想は紹介したが結果は語っていない)。

 初めて ウォルト・ディズニーの出世作となるアニメ+実写の「アリス」シリーズなど面白い物の展示はあるが、なぜシリーズが終焉したかなどは触れていない。また権利を奪われた「オズワルド」については触れても 黒猫のフリップスについては詳しく触れない。
また、ドナルドダックの誕生などの背景も触れていないし実写作品群についても触れていない。
 「シンデレラ」製作背景にはディズニーのターゲットが若い女性(女性の社会進出を背景とした)であり、その女性がいずれ母親になる点まで踏まえていたこと。何気に書かれた「ディズニーランド」を作るきっかけ(家族サービスで考えた事)など彼の着眼点の凄さなど…。

 「可愛い」「夢がある」のみで思考停止もいいが、プロパガンダ映像の意味を考えながら展示を見る冷静さはほしいかと…・
ちなみに展示映像を全部見ると 最低1時間30分は覚悟してください。

 最大の収穫は スタンリー・キューブリック監督が「フルメタルジャケット」の2部最後の兵隊の行軍シーンの唄の意味だったりする。
それにしても白雪姫の初期デザインってベティさんだよな…(笑
posted by DOBUROKU-TAO at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の事 | 更新情報をチェックする
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