
画像…頑住吉(癌住吉)原型製作、 爆裂パイナップル 販売 レジン製「CZ-100」
頑住吉(癌住吉)原型製作、 爆裂パイナップル 販売 レジン製「CZ-100」(完成品)のジャンクモデルを最近オークションで入手。
休みを利用してレストアした。


画像左…頑住吉(癌住吉)原型製作、 爆裂パイナップル 販売 レジン製「CZ-100」 塗装済み 左側面
画像右…頑住吉(癌住吉)原型製作、 爆裂パイナップル 販売 レジン製「CZ-100」 塗装済み 右側面

この製品は マルシン(旧 レプリカ)製 スライド固定タイプガスガン「ブローニング M1910」から機関部を抜き出し、レジン製パーツに組み込み完成させる製品。
今回入手したジャンク品の破損箇所は、スライドの後部(レール部)と外装フレーム部のレジン素材の収縮で破損したフレーム後部。
頑住吉(癌住吉)氏の作品は、スライドレール部はタミヤのプラ角材を使っているので、手持ち在庫で修理した。
マガジンは左画像のように、レジン製マガジンベースのパーツを、マルシン製ガスガンの「割り箸式マガジン」に貼り付ける物。
ベースとなったマルシン(旧レプリカ)「ブローニング M1910」同様、マガジンのバネしかけの突起がフレームにかみ合うことでマガジンが固定される方式なので、頑住吉(癌住吉)の「CZ-100」のマガジンキャッチはモールドのみのダミーとなっている。
また、このガスガンにはセフティー機能はついていない。


画像左…頑住吉(癌住吉)原型製作「CZ-100」のスライドを引いてバレル部を見る。
…残念ながら「リコイルスプリングガイド」が再現されていない。
画像右…頑住吉(癌住吉)原型製作、「CZ-100」のスライドを引いてスライドの後部を下から見る。
…スライドの復帰は スライド後部内側に仕込まれたバネで行う。
<注意>… 頑住吉(癌住吉)「CZ-100」のオリジナルでは金属製のバネではなく 「輪ゴム」を用いている
頑住吉(癌住吉)原型製作「CZ-100」は、スライドを引くことができるが、残念ながら「リコイルスプリングガイド」が再現されていない。
このあたり、単にガイドを自作するだけなら簡単。だが、製品は仕様がショートリコイルしたバレルの後退まで再現されていないうえ「エジェクションポートの開口」(スライドの強度を下げてしまう)もあり,手がすすんでいない。
画像のバレル部は、手持ちのメタルカラー「シルバー」「アイアン」「つや消し黒」の混色を筆塗りしている。
ここを塗装しながら、エジェクションポート部を塗っていない辺りは我ながら間抜けである。
「引いたスライドの復帰」は頑住吉(癌住吉)「CZ-100」のオリジナルでは「輪ゴム」を用いている。
入手した段階で、輪ゴムが劣化していたので、手持ちのワッシャーとナニワネジで買った「引きばね」に交換している。

月刊「Gun」1998年5月号に、Jack氏 実銃の「CZ-100 」のレポートが掲載されている。
この記事の写真を見る限り、頑住吉(癌住吉)氏製作「CZ-100」の「スライド後部の切り欠き」と「スライドプレート」(グロックの名称を参考にした)の形状は違う。ただ、このあたりの形状修正は、削り具合で、イメージを損なう恐れが高い微妙な部分なので、怖くて手をつけていない。
また、リアサイトの「照準」用の「3点照準」のくぼみは Doburoku-TAOはつけたもの。まだ手を入れるかもしれないので、フロントサイトも含めて「白」色は入れていない。
まぁ、お手軽に手をずれているのは、「スライドプレート」部の穴がずれているのも含め、Doburoku-TAOの雑な工作&目が悪くなった証拠…(笑。
ところで、頑住吉(癌住吉)氏は、「CZ-100」を今後再販しない理由として、外国製のコッキングガンの存在をあげていた。
頑住吉(癌住吉)氏の「CZ-100」販売終了後、B.W.Cが韓国製品を輸入し販売している。
で手持ちを…


画像左…B.W.C輸入販売、韓国製コッキングガン「CZ-100」 左側面
画像右…B.W.C輸入販売、韓国製コッキングガン「CZ-100」 右側面


画像左…B.W.C輸入 韓国製コッキングガン 「CZ100」左側面 マガジンを抜いた状態
…B.W.C輸入 韓国製コッキングガンのマガジンは割り箸ではない。BB弾のリザーブ機能がついている。
画像右…「CZ100」を後左側面から見る。 癌住吉(頑住吉)製 ガスガン(上側)と B.W.C輸入 韓国製コッキングガン(下側)

B.W.C輸入 韓国製コッキングガンは、金属製のサイト・マガジンの形状・マカジンキャッチのライブ・スライドストップがセフティ機能を持つ… など癌住吉(頑住吉)製 ガスガンに比べて、凝っている部分が多数あるのだが…。
どうも韓国製コッキングガン「CZ100」は、全体のラインがどうも固くてルックスがいまいちになっている(特にグリップ後部の曲面やフレーム)。まぁポンプを仕込む関係上スライドが幅広になるのは仕方ないとしても、細部の再現度(モールドが甘い)のは残念。
だからこそ、癌住吉(頑住吉)製 ガスガンの「リコイルスプリングガイド」が再現されていない事が残念でならない。
まぁ、ないものねだりで不満を言うよりは、「CZ-100」のTOY GUNが手に入った事を、素直に喜ぶべきかもしれないが…。
物欲とは難儀なものである…。
といったわけで、毎度の持ち物自慢終了…(笑。