今回は雨の中、毎度のごとく同居人に引っ張っていかれて鑑賞。
京都国立近代美術館 「パウル・クレー 終わらないアトリエ」展
京都国立近代美術館(岡崎公園内)で 5月15日まで開催されている展示会。過去のクレーの展示会を踏まえて、「パウル・クレーが、どのような手法(物理的)で作品を製作したか?」に注目した展示会。
そのような視点で、「クレーのアトリエの記録写真に写された作品を並べることで その時期の作風をうかがう」「油彩転写」「仕上げた作品を分割した例」「分割した作品を 張り合わせて再構成した例」「キャンパスの裏面の描かれた物」「終生手放さす手元に置いた作品」を展示したもの。
特に「終生手放さす手元に置いたランク『特別作品』」は、技法・仕上げともに他の作品とは違う「コピーではない原本(原種)」の強さを持っている。
展示品を見ながら、その各技法に、CGやデジタルカメラで撮影した画像をあくまで素材(パーツ)として切り貼りし加工する事や横山宏 氏の「SF-3D」の製作作業に近い感想を持った。
ところで展示作品を見ながら、けっこう「性的にキワドイ」作品が多い気がするのは気のせいか…(笑
で、2時間ほど「パウル・クレー 終わらないアトリエ」展を鑑賞したあと、次に同居人と向かったのは…美術館「えき」KYTO「アニメ化 40周年 ルパン三世展」
といったわけで 2011年05月11日のおでかけ その2へ…