古河ゆう 著「絶望からの脱出」
㏍ロングセラーズ


画像左…表表紙、画像右…裏表紙

この書籍 単なる人生訓の本としてのみならず、撃ち修行がしたく90年代米国に渡った著者の見た「アメリカのカウボーイシューティング」なるものの実情を伝えてくれている 資料的にも面白い一冊。
当時も含め 日本の雑誌で紹介された記事が いかに偏った内容だったかを窺わしてくれる。
もっとも西部劇に幻想を見たのは日本人のみでは無いので仕方ないのだが…。
この書籍 その内容でか各銃器雑誌では取りあがられなかったのも 妙にうなずける「マニアさま跨ぎ」の一冊だったりする。
ただ Doburoku-TAOのひねくれた感覚とは別に 「人の親切ありがたさ」について「自分も誰かの為に…」の為には 自分はどう生きるかを 考えさせる面でも 読んで損はないと思うのだが…。
個人的には 銃器好き以外の方に お勧めな一冊。
追記…宇宙人ネタもあります…(笑