2010年10月14日

オタクの「おもちゃ箱」No.10-043「東京マルイ」製 プラモデルスパイ兵器シリーズ『トランシーバー ナイフガン』(2010.10.14 木曜日) (東京マルイ、模型 散財 )



画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo. 2『トランシーバー ナイフガン』の外箱。



左画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo.2『トランシーバー ナイフガン』組立説明図。
右画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo.2『トランシーバー ナイフガン』組立済 アンテナを引き出した状態より。



 これまたどこかて見たようなお方のそっくりさんが描かれたのが「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズの特徴。今回はNo.2『トランシーバー ナイフガン』を、ちなみにこのお方はの元ネタは…

画像…手持ち ジェームス・コバーン主演作「電撃フリント」シリーズ の2作品 DVD。

「電撃フリント」シリーズは前世紀の東西冷戦時代の「007」のヒット要因の分析結果をうまく生かせなかった事もあり シリーズは短命に終わっている。
DVDはメジャー作品ゆえ探せばわりと安値(1000円以下)で入手出来たりする。まぁ初期の「007」ファンは観て比較して楽しめるので観ていて損はないと思う…。

 話を模型に戻す。手持ち「日本プラモデル工業組合編『日本プラモデル50年史 1958年~2008年』」(文藝春秋 発行 2008年)に付属する データーディスク「日本模型新聞にみる 昭和プラモデル全リストによると、1972年(昭和47年)6月に単価100円で発売された同シリーズ4種のうちの一つだそうだ。
これは2007年にオークションにて 組み立て途中のジャンク品をを入手し、組立てた物。
 


左画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo.2『トランシーバー ナイフガン』組立済 正面より。
右画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo.2『トランシーバー ナイフガン』組立済 後ろより。



左画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo.2『トランシーバー ナイフガン』組立済 ナイフ展開状態。銀メッキされたのはスプリングで飛ぶ弾。
右画像…「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズNo.2『トランシーバー ナイフガン』組立済 弾が出る部分と弾。

 製品のギミックは同シリーズの「カメラ」と同じくスプリングでメッキされたナイフが展開することと、正面からみて上より弾が飛ぶ事。
また 銀メッキされたアンテナが伸ばせる。
 弾の飛びだす部分は画像のようにわざとパイプの薄切りを貼って いかにも銃が仕込まれている様にした…(笑。
 
 当時 組立てに当たって困ったのは 表面(黒い部分)のパーツに多数の接着剤による指紋跡があったこと。
 また 経年変化もあり銀メッキがところどころ下地が見えていた。これを組み立てたときは 梨地の再現なんか考えず 適当に磨いただけ。
塗装は毎度のクレオスのラッカー系 本体は黒、銀色や赤でアクセントをつけて、メッキの剥がれた部分は銀を塗っている。

 模型の造形としては「カメラ」の方が塊としての存在感も含め面白いし、携帯電話が普及した現在では小型のトランシーバーというだけではワクワク感がないのが残念。
 この模型も残念ながら 懐古趣味のマニアと一部の「すき者」を除いて 現在再販されても 見向きされないだろう。そういった意味では バンダイの平成仮面ライダーや戦隊物のアイテムに携帯電話があるのは「ヒーロにはなれなくてもヒーローと同じ物が持ちたい」という願望を刺激する商売として上手な手法。

 余談だが、個人の模型専門店が淘汰されつつある現在 コンビ二・スーパー等で販売をしているバンダイの食玩やミニプラモデルは模型誌(「電撃」はわりと追っかけてくれている)で気がついた範囲でチェックしている。
が、ここ数年の物にはギミックと造形面で「携帯捜査官」シリーズ以降 「秘密兵器」玩具としてのワクワクさせる製品があまりないと思う。
 まぁキャラクターに依存している(胡坐をかいてる)とわめくのは簡単だか、300円前後の製品に製造コストをおもえば もうギミックや造形を求める当方が間違っているのだろう。

 それにしても、家電量販店によって個人模型店は淘汰(やめるきっかけが欲しかったから便乗しただけかもしれない)された挙句に家電量販店の売り場が縮小される昨今。これから玩具・模型メーカーは どこで製品を売るのだろうか?

「オタクやマニアは好きな物を手に入れる為には金を糸目をつけない」
という思い込み(願望)が崩れた現在 自社流通ルートが整備されていないメーカーはより苦労させられるだろう。
 食玩バブルで得た金で その企業が何をしたかがこれから問われる。得た大金をどう使うかも商才だ。
 拡大だけが企業の生存方法ではないわけで、一個人商店レベルまで規模を縮小するのも生き残り(大切な身内だけでかたまる)を思えば選べなくても選択肢だろう。
 まぁ 今となっては一消費者として「己の財布の中身と相談し欲しい物だけ買えば」いい身としてメーカーの存亡などもうどうでもいい話だ。

 といったわけで「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズ 手持ち2種の紹介はおしまい。
このシリーズ全部で4種類あるのだが手持ちは紹介した2種類のみ 残り2種類に関してはまぁ手持ちからそのうち…(笑
posted by DOBUROKU-TAO at 10:22| Comment(5) | TrackBack(0) | オタクの「おもちゃ箱」 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
怪しげですね~。作ったことがあったような、なかったような・・。
スパイてんこ盛りな箱絵が素晴らしいです(笑)
他のもUP楽しみにしております。
Posted by と at 2010年10月14日 17:04
と 様
 
コメントありがとうございます。
 9月上旬の情報に関しては 内容が貴重ですが玩具として外国ではOKでも日本ではどうかと悩み公開しませんでした。
 遅くなりましたがこの場をかりて 遅まきながら情報提供に感謝します。

>「東京マルイ」製 プラモデル スパイ兵器シリーズ 手持ち2種の紹介はおしまい。
このシリーズ全部で4種類あるのだが手持ちは紹介した2種類のみ 残り2種類に関してはまぁ手持ちからそのうち…(笑

の変な意味は…
○「スパイ秘密兵器」で持ってない残り2種は「国際秘密警察」シリーズの手持ち2個で模型としての内容は確認しているという意味です。
 公開していなかったのは検索をかければ これら模型の情報は「組んでいない状態」ならば容易にコレクター系HPでひっかかるからです。
 まぁそのまま紹介しただけでは ひねりがなくてつまらないという毎度の見栄をはった間抜けな理由もあります。 

○ 実はこのシリーズの金型「スパイ兵器兵器」シリーズを含めて金型の転用で確認できているだけで最低3回以上(「国際秘密警察」シリーズ、「マイザー」シリーズ など)出ています。
 一応シリーズ換えで販売された回数は 近年の日本プラモデル工業組合編『日本プラモデル50年史 1958年~2008年』」(文藝春秋 発行 2008年)に付属する データーディスクで確認してみようと思っています。
 このデーターベースですが、文字情報だけなので不評を買っているようですが、複数の書籍の情報と比較しながらの商品系列のチェックには私は重宝しています。

○ところでマルイの「秘密兵器」シリーズ再販にはひとつややこしいことがあります。それは4種類すべてが「マイザー」シリーズで再販されている事ではないことです。
 このことに気がついたのは はぬまぬん氏の同人誌でした。
「マイザーウォッチ」が紹介されていたのですが、その箱絵ではキノコ型円盤が発射されていました。
 この事から「マイザー」シリーズの2品目は「科学レンジャー隊」シリーズの「シークレット3兵器(スリーへいき)」(まぁ 一応未組立で持ってます)のばら売りだと思います。
 この「科学レンジャー」シリーズはイラストを変えて「ウルトラマン タロウ」ZATシリーズの製品として販売されていました。記憶では「かえってきたウルトラマン」MAT関連でもでていた気がするのですが…(血祭氏の書籍では ZATは取り上げられていますがMATはありません)。
 
 これら模型の再販回数の確認と商品内容検証・確認が 毎度の気が向いたらで作業として追いついていないというのが記事が尻切れとんぼ状態になった理由です。
 また同じ金型の模型を集めても仕方ないような気がし「マイザー」系はオークション等で見かけても食指が動かないというのが正直な感想です。

○まぁこれら以外にも秘密兵器系プラモデルは 有井(旧 中村)系や モデラ社(万年社)系5種(再販は3種)ありますが、全部を収集出来ていない事もあります。

 このネタで書く場合の漠然とした状況ですが、これら製品系譜の参考になれば幸いです。

追伸…有井(中村)のひみつ兵器「ラジカセ」に関しては、ラジカセコレクターのHPで 「模型」としてとても丁寧な工作と愛情こめた紹介をされています。
Posted by Doburoku-TAO at 2010年10月15日 09:22
Doburoku-TAO様、
コメント掲載ありがとうございました。
メールアドレス記入必須と思い、記入しましたが、表示されるとは予想外でした。
他の方のコメントを見ると表示されていないので、うっかりしていました。
申し訳ありませんが削除頂けないでしょうか。
まだまだこのアドレスを使い続ける予定なので、お手数ですが宜しくお願い致します。
HIGU
Posted by HIGU at 2010年10月23日 18:29
HIGU 様

2010年10月23日 18:29

2010年10月20日 23:58
のコメントの「削除」依頼に対して、
「削除」作業とともに
「当方の他者の意見・見解の相違」への対応(=即「抹消」)との他者への「誤解」(まぁ 当ブログを見ている人は少ないと思いますのでなおさら)を防ぐため、以下にHIGUのコメントを以下に再録しておきます。

『初めまして。
松尾社のP38を検索したときにこちらを発見して以来、時々拝見しています。
ナイフの出るカメラは、大昔作ったような記憶がありますが、私が作ったのはどこか他のメーカー製だったような気がします。
怪しい箱絵のそっくりさんですが、フリントというよりタイガー田中(丹波哲郎)ではと思われるのですが、いかがでしょうか?
カメラの方の箱絵のボンドは、神戸港で日活コルトを振り回しているスチールを参考に、手だけ替えたように思われるので、トランシーバーの箱絵も、「二度死ぬ」の資料を元に描かれているのではないでしょうか?』

このコメントの回答は後日にでも。

Posted by Doburoku-TAO at 2010年10月24日 07:26
Doburoku-TAO様、
メールアドレスの件、ご対応ありがとうございました。
電着の32オートなので「日活コルト」と書いてしまいましたが、多分「東宝コルト」ですね。
Posted by HIGU at 2010年10月24日 23:44
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