



「ゼンガー対蹠地爆撃機」は 第2次世界大戦中 オイゲン・ゼンガーによって提案された、ヨーロッパからアメリカ本土を爆撃するために提案した爆撃機。
その特徴は ロケットのそりで加速し大気圏上層に飛び出し、大気圏上層部を跳ねながら(降下と上昇を繰り返しながら)アメリカ上空に到達、爆撃を開始。
爆撃後は日本の支配する南方に着陸し補給を受け再発進という、まぁなんというか「出来るの?」といったプランだった。
「スペース シャトル」のご先祖様と言われるこの機体、その爆弾倉への搭載重量から、通常爆弾での実用度で疑問を持たれ「核爆弾」か「生物・化学」兵器使用を前提に計画されていたと推測されていた。
今世紀になり発売された書籍によって 実機が試験的に製作されていたことと、「放射性物質」を航空からばらまきアメリカ本土を「広範囲に放射能汚染する計画」があった事が指摘された。


画像は、15年程まえ模型イベントに参加した際に製作し「未塗装・キット状態」(1個1000円 5パーツ)で販売した物の「見本」を撮影したもの。
原型そのものは ワールドフォトプレスの雑誌「スペース イラストレイデット」の図面をもとにプラ板とポリパテで作っている。
まぁ、掃除していたら出てきたので引っ張り出して今回は掲載と…(笑
懐かしさと恥ずかしさの混じった品。