2010年06月25日

プラモデル銃シリーズの前身「松尾」社の商品ライナップを引き継いだLS(エルエス)社製「コンバットマグナム」2種について その1 (モデルガン、LS、模型 散財 2010.06.25)

文藝春秋社 発行、日本プラモデル工業組合 編「日本プラモデル50年史 1958~2008」 Doburoku-TAO 手持ちの書籍の…
「日本プラモデル工業組合編『日本プラモデル50年史 1958年~2008年』」(文藝春秋 発行 2008年)に付属する データーディスク「日本模型新聞にみる 昭和プラモデル全リスト」によると、松尾社の「1/1 拳銃プラモデル」では 1971年11月から発売されたそうだ。

LSは「精密ピストルシリーズ」として1971年11月(単価各600円)で
○「S&W コンバットマグナム 3 1/2」
○「S&W コンバットマグナム6」
と告知した通りの商品名で販売した。


 手持ちの2機種を見比べて わかった事は2点(インターネットで検索できるLS「コンバットマグナム」オーナーの「組み立て説明図」と比較した結果)。
1、Doburoku-TAOの手持ち「コンバットマグナム」は「飾り台」がつく以前の初期の販売ロットである。
2、初期の販売ロットには 複数のVerがある。
である。

まずは パッケージなどで判る範囲で比較して見ると…
○「S&W コンバットマグナム 3 1/2」
LS (旧松尾) 「コンバットマグナム 3と 2分の1in」 パッケージDoburoku-TAOLS (旧松尾) 「コンバットマグナム 3と 2分の1in」 未組立状態Doburoku-TAOLS (旧松尾) 「コンバットマグナム 3 と2分の1 in 」商品Noと価格 値上がりしているのがわかる。 また 6i

上の画像は…
画像上左…「コンバットマグナム 3 1/2」パッケージ
画像上右…「コンバットマグナム 3 1/2」未組み立て状態。
画像下左…「コンバットマグナム」パッケージ 側面



○「S&W コンバットマグナム6」


LS (旧松尾) 「コンバットマグナム 6in」 パッケージDoburoku-TAOLS (旧松尾) 「コンバットマグナム 6in」 未組立状態Doburoku-TAOLS (旧松尾) 「コンバットマグナム 6in」 「技術のLS」のコピーが70年代には存在していたことが伺われる DobLS (旧松尾) 「コンバットマグナム 6in」 未組立状態 弾頭部分の軸のふくらみに注意 Doburoku-TAO

上の画像は…
画像上左…「コンバットマグナム 6in」パッケージ
画像上右…「コンバットマグナム 6in」未組み立て状態。
画像下左…「コンバットマグナム」パッケージ 側面
画像下右…「コンバットマグナム」 弾頭部

まずDoburoku-TAOの手持ち「3 1/2in」と「6in」を比較して思うのは、
『「飾り台」がつかない初期販売の中で出荷された中』でも、「6in」が最初期の出荷分で、「3 1/2in」が後から出荷されたということだ。
理由は…
1、部品の袋とじについて
 部品状態を比較すると。「6in」は金属パーツの袋とじにLSの紙製タグがついている。

2、弾頭部の金型違い
 「6in」は弾頭部の部品に「松尾」社販売版の弾頭発射ギミックの名残 「ワルサーP-38」と同様の膨らみがある。

3、パッケージ側面の比較。
 両者の規則性に注目して欲しい。
「6 in」 の商品分類Noは『KIT.NO.404:600』
「3 1/2in」の商品分類Noは『KIT.No.P806:800』
まず 両者の商品分類Noの規則性に共通点がない。
また価格も違う。
初期は600円で販売され、800円に値上げされたと見たほうがいいと思う。
ちなみに以前 LSコネタで「チラシ」ネタで取り上げた(チラシが封入されていたのは「3 1/2in」)が、このチラシでは「3 1/2」も「6in」も同じ 単価800円で記載されている。

商品番号ついでさらに書いておくと、チラシを基に商品番号を推察するのは間違いを招く。
このチラシでふられた番号は…
 チラシ番号 8「コンバットマグナム6in」
 チラシ番号14「コンバットマグナム3 1/2 in」
これだけでも、上記の商品番号との関連性がない事が判ると思う。
 封入チラシはその時代時代の「カタログ落ち」していない商品をあらわし、かつその時代での販売価格を調べる面では判りやすい情報源だと割り切り、商品番号をあらわす万能資料などと妄信しない注意が必要だと思う。

結局、商品Noの解明は、チラシだけを眺めて論ずるのではなく、販売時期を特定したうえで、商品の箱を丹念に追うことしかLS企業内資料が公開されないかぎり解明出来ないとDoburoku-TAOは思う。

 ちなみに余談だが、ウィキーペディァの「LS」の項目の編集者の中には「技術のLS」のコピーは70年代後半の、
『1/144のジェット機シリーズから』
だと書かれている方がいるが、何の事はない 70年代前半に販売された「6in 」の箱には
「技術とアィディアのLSモデル 」
と記載されている。
いかに調査をしない思い込みで書かれているか判ると思う。
Doburoku-TAOも20代のころ先輩モデラーに教えられた事で、
『60年代には「旧軍関連」飛行機の可動ギミックで LSの技術力はすでに海外でも評価を受けていた』
という事実がある。(このあたりは 航空情報の「プラモ ガイド」を読んだり、航空雑誌のプラモデル紹介記事を追って見ていれば判る事ばかりだ…ちなみに 日本におけるプラモデル専門誌は「Hobby JAPAN」から云々もいい加減な説だ)。
 修正を繰り返しながら「ノート」に「所詮は個人研究に過ぎない」の他の利用者を侮蔑する様は 冗談としては笑えない領域に達しているとおもう…まさか無断転用ライターじゃないよな…(笑。
あえて問うならば
「公的な信頼にたる模型研究機関の公的発表が存在するのか?」
だ、まぁ自力で調べようとせず 所詮「ウィキーペディア」を盲目的に信用に足ると思い込む事自体が間違いなのだが…(笑

 実は手持ち「6in」が初期販売という証拠は「組み立て説明図」を比較すればより判りやすい。
といったわけで、両キットの比較はダラダラと「その2」へ続く…(笑。


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