大阪の橋下知事が、本日ばら撒き行政の一環として、大阪の「ユニバーサル ジャパン スタジオ」への「大阪府の小中学生への無料招待」構想を発表した。
理由は、
「子供たちもUSJに行くことが出来たら喜ぶから…」
あの費用、税金なんですけど !!
まぁ もっとも、
「何時実施するか具体的なスケジュールを言ってない」
のは、毎度のことだが…。
皮肉なことは、このニュースを聞いたのは、帰宅したあと たまたまTVで見た。
「学費滞納で、卒業証書がもらえない高校生の問題」(毎日TV 放映「ちちんぷいぷい」14:55~17:50…ちなみにこの番組は 橋本知事の政策に関しては好意的な番組なので、この知事の思いつき発言への反応が楽しみだったりする。)
で考えさせられた後だったこと。
「次の選挙の票確保のようなばら撒き」
をするならば、
「このような生徒たちの救済案に金を使う」
べきである。
なぜなら、授業料滞納で卒業できない生徒の学歴は
「中卒」で「高校中退」
になるから、彼らがつける職は限られてくる。ましてや、
「この生徒たちが、自力で大学進学のための資格」
を得る可能性はこの不況では少ないだろう。
彼らの、進学と学習の可能性をつぶすことは、10年後の人材をつぶすのと同じことだ。
ましてや、経済的な上昇の見込みがない生活は、社会への不満を募らせることとなる。
「票がほしくてばら撒くなら」遊びの金よりも、未来へ投資するぐらいの意気込みがほしい。
2010年02月10日
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック