

レジン製 無可動キットを仕上げた。本体は クレオスの「№-33 つや消し黒」の吹きつけ。グリップは 筆塗りで仕上げた。金色部分は クレオスの「№-219 ブラス」木の部分は 「ウッドブラウン」の上から 赤や黒のマジックで模様を描き、「クリアレッド」でマジックの模様の境界をぼかすように重ね塗りした物。
このキットは昨年末 ネットオークションで落札したもの。もともと「ゼイラム」のマニアでも信者でもないので、変わった形の銃のキットに挑戦したく買った。「イリアの銃」プロップのベースはモデルガン程度の知識で購入。
製作に辺り いろいろ調べていると 映画「ゼイラム」と「ゼイラム2」で使用されたプロップは違う事が判った。
1作目のプロップは 栩野氏 製作のMGC「ローマン」ベース。
2作目のプロップは 原案デザイン 寺田克也 氏でプロップ製作は Juzo 水谷氏
2作目のプロップは UP用と発火用があり
アップ用は マルシン 「エンフィールド」ベース
発火用は コクサイ 「S&W M-36」ベース
発火用は「M-36」改造パーツとして「バクレツ パイナップル」から発売されていた。

明らかに「バクレツ パイナップル版」とは違う。
「ゼイラム」版を出していた 『フューチャーモデル』(「アートストーム」)からも「ゼイラム 2」版も出ていたらしいが キット内容の詳細不明。
プロップを製作した Juzo 水谷氏は 1994年の「JAF-CON」にて プロップの無可動レプリカを販売していたそうだ。『フューチャーモデル』の「ゼイラム」版は プロップをコピーし ベースとなったモデルガンに各種部品を貼り付ける仕様だった。「ゼイラム 2」版も仕様としては同様のKIT仕様と思われるのだが…どうだろう?(「バクレツ」版と同じチーフ版を出して市場で食いつぶし合いをするだろうか…?)
なので 今回 入手し仕上げた物は 1994年「JAF-CON」での販売品だと思われるのだが…はてさて。
ま、つんどくよりは 完成したからいいかと…
(資料としては水谷氏が所属する「宇宙軍」HP 及び「Hobby JAPAN」1994年12月号 作例記事を参考にした)
オマケ …2009.04.29 調整した物の一つ。

今夜は おやすみなさい…
2010.05.08…画像差し替え