2008年09月23日

勝手に連動企画 おっさんオタクの暇つぶし…「アメリカン デリンジャー社「ペン ガン」構造考察(2009.09.23)

当ブログによくこられる およよ さん のブログ  YAHOO!JAPANブログ「おいも」の記事「ペン ガン」構造解説図に 触発され 自分なりに この銃の 構造を見直して見た

参考にしたのは Gun誌 1993年7月号の記事

>ストライカーのコッキング方法

銃口方向を左(時計方向 9時)とし、グリップは下(時計方向 5時)に曲がる 側面から見た状態を想像すると

◎ペンが伸びた状態
ファイヤーリングピンとシアーとトリガープランシャーの関係は
○トリガープランシャーはスプリングで前進方向の力が掛かっている。またスプリングは少し縮んでいる。
○シアーはトリガープランシャーの動きで時計方向の回転の力がかかっている
○ファイヤーリングピン上面の溝 後部に シアーはひっかかっているが ファイヤーリングピンプリングは伸びた状態 。
この3者の関係を横から見ると

字型

◎ペンを折り曲げた状態
ペンを折り曲げる過程で
○トリガープランシャーはスプリングで方向の力で少し前進(折り曲げた状態では上に向かっている)。
○シアーはトリガープランシャーの動きで時計方向の回転の力がかかっている
為 3者の関係は
○ストライカー上面の溝 後部に ひっかかっているシアーの時計方向の回転でファイヤーリングピンは 後退、 ファイヤーリングピンプリングは圧縮されて 

字型 となりコッキングされる。

◎トリガー構造
長年悩んでいたのが トリガーの構造。
撃発時は
 トリガープランシャーの力がシアーにかからなくなり、シアーが反時計方向に回転出来るようになって ファイヤーリングピンが前進出きることで 撃発。
と 考えていたのだが…
「折り曲げた状態で上昇しようとするトリガープランシャーを 射撃時 発射体制(折り曲げた状態)でトリガーを下降させる事でどうやって下降させるか?
が 悩みで 機構が理解できなかった。
今回 GUN誌の写真キャプションから 再考察。
○折り曲げると トリガーが出てくる。(p-37 1,2の写真)
○トリガー後ろの曲面
○アウター・レシーバー を外して少しでも折り曲げると トリガーは出てくる→トリガープランシャーは前進しようとしている。(p-37 8の写真)
○トリガーには独立したリターンスプリングがない。(p-37 9の写真)
の条件から考えると
この銃は トリガーを下に引いて トリガープランシャーを下降させるのではなく
「トリガーを銃内に押し込む(収納状態に戻す)」事で発射される
 と思われる
そう思って 射撃体制の写真(p-37 7の写真)の 人差し指 親指の位置関係みれば 引き金を 下に降ろす銃ならば 
「人差し指 は 銃身とトリガーの間に位置しなといけない」
はずだが 人差し指の位置はトリガーの下にある。

これらからこのペン ガンは
「人差し指をトリガーの曲面に添えて 握り、親指で銃を押し下げるように トリガーを銃内に戻す」事で発射される銃と思われる。

◎セフティーの構造
GUN誌の完全分解された写真キャプション(p-37 9の写真)で解説されていない 写真中「レーシーバー」の文字の横の 棒状パーツ に注目。
写真(p-37 一番上の写真 p-37 2、3の写真、p-38 8の写真)から このパーツは
ペン状態の際は コッキングロッドに被さった アウター・レシーバーに開かれた トリガー 用開口部塞ぎ
の役割を持ち。
マニュアル・セフティーの位置によって前後する(p-38 8の写真に注目)。
○セフティーON時
棒状パーツ は後退、トリガープランシャーの上昇(銃口部を前に左側面から見たシアーの時計方向の回転)を妨げる。

○セフティーOFF時
棒状パーツ はスプリング(p-37 9の写真) で銃口方向へ前進する力がかかっている。
パイプ状のマニュアル・セフティーは ブリーチブロック 押さえを兼ねており ネジで両者は固定される

以上がDoburoku-TAO なりの機構の考察だが モデルガンとしての立体化の場合、材質・構造などで安全対策には気をつけないといけないし、AIRGUNの場合 気蓄室の確保が難しいだろう。
この銃もいつか 模型化したいと思いつつも…
ま、相変わらず 口だけだったり…(笑
posted by DOBUROKU-TAO at 11:45| Comment(4) | TrackBack(0) | わしも考えた(笑 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
連動企画ありがとうございます。
というか僕が触発されたのが発端なので僕の方が勝手に連動企画をしてしまったのですけれど(笑)。

僕が参考にしたパテント図ではアメリカンデリンジャーと形態が少し違っていたのでセフティ構造、すごく為になりました。
その上で、いくつかお訊きしたいのですが…。

⑧、⑨の写真で棒状のパーツが動いているのがちょっとよく分かりませんが動くだろうというのは気付きませんでした。それで間違いなさそうですね。
ところでトリガープランジャーは下降する事でシアをリリースするので、このパーツ自身はマニュアルセフティの保持とトリガーの突き出る溝隠しが役割なのではと思ったのですが…。

またセフティ構造を今一度考えてみたのですが
写真⑨ファイアリングピン右上のスプリングとプランジャー状のパーツをブリーチブロック上面の穴(収まるようにザグってある)に入れ、押し込んだ状態でマニュアルセフティをはめ込み、最後に固定とセフティが回るガイドを兼ねたネジをマニュアルセフティに切られた溝を介してレシーバーに直接ネジ込むのでは…と改めてGun誌の写真を見て思いました。
セフティはマニュアルセフティ内側にオン用とオフ用の深さの違う貫通していない溝が切ってあり、オン時に深くプランジャーが押し込まれファイアリングピンをブロックするのではないでしょうか。

長くなってすいません、僕が疑問を持ったのはその3点です。
タークさんのレポート、見たい角度が載ってなくて困りました(笑)。

それにしても写真だけでここまで推理されるとはさすがですね。
僕はいきなりパテント図を探しました(笑)。
Posted by およよ at 2008年09月24日 06:09
およよさん どうも

指摘の部分考え直して見ました。

>ところでトリガープランジャーは下降する事でシアをリリースするので、このパーツ自身はマニュアルセフティの保持とトリガーの突き出る溝隠しが役割なのではと思ったのですが…。

この件に関しては 蝶番の部分に滑りこんで…
と考えていたのですが、指摘されて考えて見れば 理屈にあわないですよね。
今日 考えて 辿りつた結論は
ファイアリング ピンと平行に配置された位置にあることから
「棒状パーツは爪があり(L型)で 直接ファイアリング ピンをロックするのでは…」
です。
ファイアリング ピンは この銃がカートリッジは詰められたバレルをネジ込む形で装填しますから 暴発を防ぐ為に ピン先端が バネが延びきった状態では 出ない慣性式だと思いますので 前後に遊びがあると思います。この遊びの部分を ロックしているのではないでしょうか…?
棒を前後させる機構は マニュアル セフティが 竹やり の先端のように斜め切られていることです。竹やりの先端部の位置変化に合わせて 棒の遊びの幅が変わるのだと思います(遊びの幅が狭い→セフティON時、遊びの幅が広い→セフティOFF時)このような構造だと 棒状パーツに復帰バネが無くても充分動作します。

>写真⑨ファイアリング ピン右上のスプリングとプランジャー状のパーツをブリーチブロック上面の穴(収まるようにザグってある)に入れ、押し込んだ状態でマニュアル セフティをはめ込み、最後に固定とセフティが回るガイドを兼ねたネジをマニュアル セフティに切られた溝を介してレシーバーに直接ネジ込むのでは…と改めてGu誌の写真を見て思いました。

マニュアル セフティ固定用のネジの方式は 同意します。 ただスプリング とプランシャーは マニュアル セフティのスイッチ位置決め用のクリック機構ではないかと?

>セフティはマニュアル セフティ内側にオン用とオフ用の深さの違う貫通していない溝が切ってあり、オン時に深くプランジャーが押し込まれファイアリング ピンをブロックするのではないでしょうか。

これに関しては 
棒状パーツの爪で ロックしているのでは?
と 思っている事と、
前進してきた OFF時にも ファイアリング ピンの抵抗になるような機構を採用する」か?
で疑問に思っています。

以上が私なりに考えた 機構の推察ですが いかがでしょうか?

考えているよりも 構造摸型つくった方が 検証しやすそうですね…(笑

書き込み有難うございました。
Posted by Doburoku-TAO at 2008年09月25日 00:00
疑問への返信ありがとうございます。

見えない角度への推察、ありがとうございます。
確かに合理的なシステムですが何分見えない部分ですので何とも言いようがないですね…。
一応、http://pengun.com/index.htmが一番詳しく写真が載っているみたいでしたのでこちらを閲覧したのですが.22はブリーチブロックが動くみたいです。.25でブリーチブロック自体が動くとファイアリングピンが破損する気がするので動かなそうですが…。

単純に見えてここまで考えさせられるとはこの世界もなかなかなものですねー、おなかいっぱいです…(笑)。

Posted by およよ at 2008年09月25日 06:14
およよ さんどうも

小さいながらも 考えれば考えるほど考えさせられる機種ですね。
ファイヤーリングピン 周りに関しては プラ素材の組み合わせで 銃刀法にかからない 構造が ぼんやりながらも 浮かんできたところです。

Posted by Doburoku-TAO at 2008年09月27日 00:32
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