
1、トリガーを引くと ダブルアクションの感触(ストライカーが落ちる感触)の再現。
2、セフティー の再現。
3、ブレード ロックに ロックボタン 復帰バネを仕込む。
ひとまず実銃の構造 及び 部品構成を調べる事からはじめた。
手持ちの本を見ているうちに…
床井 雅美 氏著
「アンダーグラウンド・ウェポン …非公然兵器のすべて」(日本 出版社 1993年発行)
に 構造透視図を一枚 発見。トリガーレバーの回転運動が ストライカーを平行移動運動に変わる様 と 分解整備出来る機械としての構造を 理解することが出来た。
実銃のチャンバーに装填されたカート毎に撃ち別ける機構は この図からは 理解できなかったが、今回の摸型工作ではダブルアクションの感触再現が目的なので 良し とした
1、2、の再現
画像のような 構造でトリガーの回転運動をロッドでシアーの平行運動に変えた。



シアー と ストライカー は かみ合い、トリガーの動きで後退。途中 フレームのレールで シアーが上昇。連結が外れて ストライカーが前進する というダブルアクション再現。部品の基本的な動きは タニオ・アクションのPPKの部品の動きを模している。
バネは引きバネを使用。一番右側の画像を見てもらえば判るが ファイヤーリング ピンは再現していないので発火は出来ないし させる気も無い。
また 必要以上の強度を持たせない為 トリガーロッド・トリガーのみ0.5mm厚の真鍮板だが 他のパーツは 田宮のプラ棒とプラ板を組み合わせて加工した。
また セフティーは 回転することで セフティー軸の突起がトリガーを直接ロックする構造を 再現した。
3、の再現。

実物はロックを解除すると ナイフ部がゆっくり起き上がるらしいが 構造が思い浮かばずそこまで再現はしていない。
これで第一段階が終了。
次は
マガジンチャンバーのロックレバーの再現
とナイフ・ピストル機関部とナイフグリッブ部を分解可能な構造に仕上げなおし(組み上げた機関部を ナイフグリップに組み合わせて動作までは確認済)。
本体接着指定のゴムバンドを分解可能な構造に作り直すだけ…
の追加工作と 各部の仕上げなおしだけ。
他人から観れば 無様で稚拙なプラ板工作だが 摸型としての機構再現は何とかできたので Doburoku-TAOは満足していたりする
ここまでたどりつくのに 1ヶ月過ぎたわけで… 工作で満腹状態 、果たして年内に完成するのかしら…(笑
それにしてもアイデアを惜しげもなく披露してしまうDoburoku-TAOさんに脱帽です。参考にされる購入者の方も相当居そうですね。
ほめていただき 有難うございます。
私の場合どうも 貧乏性なのでついつい手が加えやすい KITモデルを選んでしまいます。
ところで 追加したギミックについては 機構は 過去に販売されていたTOYGUNの構造の模倣ですから マニアさんから見れば目新しさもなく つまらないとおもいますよ。
むしろ 私の場合 現物合わせて対応した物を はしゃいで公開しただけですが 緻密な部品構成で既に再現されている方はおられると思います。むしろ 他のオーナーがどのようにこのKITを組み上げているか気になりますね…
書き込み 有難うございました。