
手元にはマルシン(国際時代?)のM-16の フレーム関連パーツがあるが 見事なぐらい切られたネジのピッチが違い共用できなかった(出来れば M-16にしたかったのだが…)。
ストックのスリング用リングはJACガスガンを加工(ネジ切)。
「ハンドガード」を固定は この製品固有の正規部品(前後のピン)が無いことをいいことに 3mm アルミパイプで ガスチューブを再現して「ハンドガード」を固定する為の機構を再現した…書いたら大げさだが(笑。
ところで このマルシン 旧型 M-16系だが 「リコイルスプリング チューブ」内の突起で 「リコイルスプリングバッファ」の前進を止めている。
そのため ボルトにはこの突起の通り道として溝が掘られている。
この製品の構造的な難点は ストックを固定する際 しめるネジで「リコイルスプリング チューブ」が回転しやすい事。
回転で「リコイルスプリング チューブ」内の突起の位置がずれてしまうと ボルトが後退できなくなる(溝と位置があわなくなる)。
この辺り 中古品を手にした際 ボルトが後退しないでジャンク扱いの固体に出会ったら 案外 その子は拾い物かも…(笑
Doburoku-TAOの手元には 現在M-16に関しては MGC ABSとLSを組んだ物があるが こうして旧型がレストアされると マルシン 現行型が気になるのが…我ながら物欲が強いなぁ…(笑
オマケ

昔 スコープ付で 中古で買ったもの
もちろんBB弾は撃てますが…。
映画を見直してみると 形がかなり違うのが…
私も現行マルシン製のアルミ品は何丁かもっておりますが、
このM16をヤフオクで見つけて落札しました。
…が、送られてきたM16は亜鉛が劣化していたのかバレル先端が見事にバラバラに!!
敢え無く返品となったM16を実現するには現行アルミ製のボルトアシストを削除し、
チューリップハイダーに載せ代えて実銃のストックを取り付けた仕様となりました…
是非崩壊には気をつけて大事にコレクションされることをお祈り致します。
今回 レストア(大げさですが)するのに 部品構成を理解するうえで 参考になったのは マルシンの古いカタログに掲載された 部品展開図でした。
手元にある マルシンの古いカタログ2種
○ 52年規制前の 一枚の紙を折った物
○ 52年規制で消えた機種も掲載された 表紙が女性の顔の物(1978年ごろの物)
に掲載されているのは ボルトアシストの無い「M-16」でした。
今回 私が今回 いじっていたのは ボルトアシストのある A1タイプでしたので、多分 「M-16」の金型修正された1980年ごろの製品だと思います。
記憶で書いてますが、この時期のマルシン 「M-16A1」製品については 「Gun」誌の白黒ページ時期の「モデルガン ダイジェスト」において ジャック天野 氏(根本忠 氏)がMGCの旧型と供にレポートしていたと…。
亜鉛の崩壊については 今回の場合 マガジン キャッチの2パーツとフレームが固着しており 装着されたマガジンが抜けなくなっていました(故に 店頭で安かったのでしょう)。電動ドリルで削り取る様に取り外して 手持ちパーツに交換して対応しています。
出来れば私も 手持ちパーツと組み合わせて 「M-16」へと先祖帰りさしてやりたかったのですが ピンのサイズ・位置 ネジのピッチなど 微妙に違いがあり 手持ちパーツを旨く組み込めず 断念しています。
再現性と考証的には 難点があるモデルですが 製品が出た時代を思えば 現状維持で 出来るだけ 保存するつもりです。
書き込み有難う ございました。