2008年02月17日

最近入手した本の読書(2008.01~02.17)…銃器関連

最近 買って読んだ本より 銃器関連で…

◎「ストライク アンド タクティカルマガジン」2008年3月号(㈱カマド発行)
…個人的には「アラミダカウンティ ポリス 違法武器対策セミナー 押収品マシンガン射撃デモ」の記事の 「違法武器クラス」の写真は面白いが…。但し この面白さは第3書館の本に載った機種などの違う写真が見られた点。ところで 専門誌のライターとして 安直に「リンゴマークの密造銃」と書かず「トレホ モデロ1」ぐらいは 知っていて欲しいぞと…(笑
あと ケン ノザワ氏の「モデルガンの世界」については、マルシンの「Jr.モデル シリーズ」が何故 製造中止になったかを考えれば 需要が無い事自体判るはずと…。当時 あの値段で マルイの「造るモデルガン シリーズ」が買えたわけだし、まぁ 人それぞれか…(笑。

◎「ゴルゴ13 ビックコミック増刊 総集編 Vol.150(2008.03.13 )」(小学館 発行)
…「激突! AK-100 VS M-16」を目当てで購入。ゴルゴが何故「M-16」に拘るかを 描いた一編。道具を選ぶ事について考えさせるお話。
それにしても「自己管理の徹底」「契約・約束 厳守」「秘密は守ります」「調査・準備は万端で 仕事します」って、働き者なんだなぁ「ゴルゴ13」。
ところで 「ゴルゴ13」の 「激突! AK-100 VS M-16」で取り上げられた「M-16の機関部抱える問題点」としての「リュングマン・システム」のメンテナンス性について興味を持たれた人もいると思う。
そんな人は、月刊「Gun」2007年7月号において ターク高野 氏が「リュングマンとガスピストン」という記事の一読がお勧めかと。
この記事には「リュングマン・システム」を採用する利点について 判りやすく書いてくれている。
あと これは載った号が探し出せなかったのだが、80年代後半か90年代初頭に アメリカ軍に納品される「M-16 」の製造権が一時「FN」社に移った時期があったが、部品の熱処理の問題で 納品された製品の動作に問題が生じて短期間で「Colt」社に戻った記憶がある。
結局、銃器も航空機エンジンも 金属素材の熱処理加工と量産が一つの 技術的ハードルになっているんだろうなぁ~

◎特殊銃器辞典制作委員会 編集「萌え 萌え 特殊銃器辞典」(㈱イーグルパブリシング 社発行 2008年)
…昨日 覗いた書店で 悩んだすえ 「ゲテモノ」銃の本という事だけで 購入。
数点 面白い記述はあるものの 資料面では…
「女の子の おパンツ姿の絵」をみても 嬉しくないしなぁ~。なによりも 取り上げられる銃器が イラストのみというのも 個人的にはマイナス(絵を描いた イラストレイターが 嘘を描いていると この本だけでは検証できない)
読んでいて 思ったことを…

1、「トレホ モデロ1」
…アストラなど スペイン製銃器の 「ガバメント」コピー系のフルオートモデルの考察が抜けているのでは?また、モデロ2は「フルオート」機能は無かったはずでは?

2、「ベレッターM-20」
…チップアップバレルの考察。これは「コッキング状態のまま 安全に薬室からカートを抜き、使用時に再装填するという」考えで 採用された形式では?WW1とWW2の合い間に造られたオートマチックに多いと思うが…。例えば「ル・フランセ」(マガジン下部に 1発だけのカートリッジ ホルダーがある)など

3、「ウェルロッドMk1」
…「MK-1」と「MK-2」がごっちゃになっているのでは?

4、「火薬についての考察」
…成分以外にも 粒の形状についての 考察が欲しかった。そういった意味では「別冊 GUN Part1」は今読んでも凄い本だなぁ…。

5、「ダーデック弾」
…「ダーデック」は ピストル・カートリッジ形状面では ゲテモノだが、機関構造としては 単銃身の航空機搭載機関砲としては珍しくない方式と思うのだが…。

6、「ケースレス」カート
…量産された物として「ボルカニック ライフル(ピストル)」の記述は欲しかったような…

7、「電磁加速式の銃器」
…物理学の認識で重大な間違いあり。
光速まで理論上は加速出来るなんて…
当たり前の話だが、
○「理論上でも光速までの加速」は 相対性理論で不可能。
○「限りなく光速に近く物質を加速した場合、加速された物質の重量は速度に合わせて増大する」=「加速をすればするほど 加速に伴うエネルギーの消費とランチャーの強度が必要になる」
なんだかなぁ~

7、「フィリッピンの奥地に超巨大リボルバーを観た!」
….223カート使用リボルバーは 「Armsマガジン」でマイク氏が 写真載せていたような…

8、「究極の非殺傷弾薬2」
…この記述では 弾頭の持つ運動エネルギーを面に対して効率よく変換する事が「非殺殺弾薬」と誤解される。
キャノン機関の長で悪名たかきジャック・キャノン大佐考案の「キャノン・セフティー・スラッグ」を調べれば判る。

ま、細かい事を調べたら キリがないんだろうけど…

デープな本格的マニアさんには 書き込み用 馬鹿ネタ本としては面白いかもしれないし、買わないで文句たれるよりは …(笑
反面 今のTOYGUN市場を支えている客層の大半が この本の内容で満足する購入者に重なるならば。この本で喜ぶ層の商品を開発する事で 売り上げが伸びるかも…「痛銃」とか…(虚笑

と 言ったわけで投稿。
追伸…銃器製造してる村「ダッラ」はアフガニスタンではなく パキスタンだったような…

この記事へのコメント
トレホにつていですが、モデロ2までフルオートついてます。
フルオート機能が無いのはモデロ3ですね。
Posted by トレホ at 2008年03月21日 14:24
トレホ さんへ

自宅に帰ってから 資料調べなおしてみます。
指摘 有難うございます。
Posted by Doburoku-TAO at 2008年03月21日 15:05
自分も確認し直して見ました。
Gun誌1982年8月号によると、モデロ1と2が22LRのフルオート、モデロ3が380ACPのセミオートです。特殊銃器事典の記述も基本的にこの記事の要約ですね。
ただ気になる記述として、モデロ1の愛称はGun誌には書かれていませんし、モデロ2の愛称もGun誌ではエスペシャルという表記になってますから、別の情報源もあると思われます。洋書かもしれませんが。
トレホは大好きな銃ですが資料がないので、何が出典なのか知りたいですね。
Posted by トレホ at 2008年03月21日 21:54
トレホさんへ

指摘された件について 自宅の本を調べて見ました。
 調べた資料は
「GUN」1982年8月号
床井雅美 氏の「トレホ モデロ1」

「Arms マガジン」1996年3月号
高橋 昇 氏の連載
「ワールド・ウェポンズ・ミュージアム」…「中南米の拳銃 1」
です。

お互いの記憶の混乱の原因は 「トレホ モデル2」の成立にあります。
「トレホ モデロ1」の大型モデルとして ターゲット・リブをつけた「トレホ モデル2 ターゲットモデル」が製作されており これにはフルオート 機構は搭載されていません。

その後 フルオート機構を搭載され サイト部が改良された「トレホ モデル2 Especial」が製作されたそうです。

以上の 「モデル 2」についてに記述は 高橋昇氏の記事を参考にしました。

なお 高橋氏の記事には 「モデル2」のフルオート機構 搭載型・未搭載型の写真が モデル1の前期型・後期型、モデル3の写真が掲載されていますよ。

どちらにしろ やはり書き込む前に 資料関連には 一とおり目を通すべきでした。
今回の件ご指摘有難うございます。
Posted by DoburokuーTAO at 2008年03月21日 22:07
トレホ さんへ

私も今回 読み直してみて「Arms」の記事は見ているかもしれないが、「Gun」の記事の要約 にすぎないと思いました。

問題は 「トレホ モデル2」における「Especial」の位置付けでしょうか(全面 モデルチェンジの扱い か 単なるヴァリエーション なのか)?ま、今となっては新資料が出ない限り…
あと 高橋氏の記事によると 「モデロ3」の7.65mmモデルは 「3A」と呼ばれていたそうですよ…。

ではでは。
Posted by Doburoku-TAO at 2008年03月21日 22:19
アームズマガジンにトレホが掲載されている記事がありましたか。アームズはたまに買う程度だったので完全に見落としていました。ありがとうございます。
次に国会図書館に行く際に探して見ようかと思います。
Posted by トレホ at 2008年03月22日 08:12
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