2008年02月10日

昔の模型で出ています(コレクション自慢編だ…(笑 )。米国「PYRO」「LIFE―LIKE」「REVELL」「LINDBERG」製プラモデル 「古式銃」シリーズ その6…「PYRO (LIFE-LIKE)製  その4」 ライフル銃編 「ブルマァク …フルサイズ(実物大)古典名銃シリーズ」補足

一連の古式銃 プラモデルをまとめてひと段落したら、覗いていたオークションで発見。
今回は誰とも競り合う事も無く、「ブルマァク」社製「フルサイズ(実物大)古典名銃シリーズ」の「バヴァリアン ライフル」(未組み立て)を譲っていただいた。

物同士が引き合うというか、偶然というか… 。
ま、所詮はオタクの都合の良い思い込みなんだけど〜さ(『模型の神様』の施し 云々より 『散財の貧乏神』の誘惑か…(笑う )

◎ 「バヴァリアン ライフル」(完成後の全長133cm)

PYRO ブルマーク版『バヴァリアン ライフル』…今回譲って戴いた物は、経年変化に加えて保存状態がよくなかったせいか 外箱にはかなり汚れと痛みが見られた。
もっとも 考えてみれば37年前の商品。未組み立てで入手出来た事に感謝しなければ…。

さて この模型、「シレジアン ライフル」と同じく『ホイールロック』発火方式の機種を模型化したもの。
「シレジアン ライフル」が 狩猟専用の「軽量ライフル」だったのに対し、「バヴァリアン ライフル」は 戦闘用というか…。
もっとも『ホイールロック』方式そのものが 当時としては機構・価格面で量産に適したモデルでなかった事もあり、支配者(富裕層)側の象徴 手持ち武器といった機種。

この製品 ストック裏側に彫られた刻印より、1967年に「PYRO」社の製品であることが確認できた。模型としてのギミックは
○「引き金が動かせる」(軸接続で動く)
○「火皿蓋」がスライド開閉可能」
○「犬頭(ドッグヘッド)」軸可動
…(「ホイールロック」方式では「ハンマー」と呼ばず こう呼ぶらしい…矢野庄介 氏著「世界の拳銃・小銃」 朝日ソノラマ社 1976年発行 参照)

ところで「ホイールロック」方式の「犬頭(ドッグヘッド)」は「フリントロック」の「コック…鶏頭(ハンマー)」のように 勢い良く動く物ではなく、「火打ち石」を「ゼンマイで回転するヤスリ」にあてるために動かす物。
この模型では「引き金」と「犬頭(ドッグヘッド)」をロッドで繋いで 動作再現ならば 比較的簡単に出来るかもしれない。

さてこれで「ブルマァク」社製「フルサイズ(実物大)古典名銃シリーズ」は6種類のうち 手元に無いのは…
○「ムーリッシュ ライフル」
○「ウインチェスター M-73」
の2種類。
「ムーリッシュ ライフル」は「Miquelet lock Pistol」と比較するため 手元に欲しいが、流石に もう都合よく 2機種とも 手に入る事はないだろう…と思う(笑

◎ 「古式銃」プラモデルの 新たな疑問…(笑。

ところで 一連の手持ちの「古式銃のプラモデル」、「PYRO」社「REVELL」社の流を含む商品 14種を見て思った事を…

1、「PYRO」社の「古式銃のプラモデル」の中で 50年代と60年代の製品では 模型としての設計が違う。
…「ウインチェスター」や「ケンタッキーライフル」は可動モデル(ギミック内臓モデル)だった。

2、「LINDBERG」社の再販で、「PYRO」社製品には 金型に彫られた刻印が残っている事。
…2007年に「LINDBERG」社 より再販されたNo.78001 「Flintlock Pistol」には金型の刻印が現存する。

3、70年代に日本版が今井科学で再販された「ヨークタウン」「バンガーヒル」には「PYRO」社の刻印がない。
…この2機種、手持ち資料(Gordy Dutt著「collectible Figure Kits of the 50’s,60’s&70’s –Reference and Value Guide」)によると 60年代 前半に「PYRO」社製品として販売されていた。

4、2007年「LINDBERG」社から再販された 4機種の中No.78001 「Flintlock Pistol」は 金型の彫られた刻印がなく、元々可動モデルだった。
…「Flintlock Pistol」と「ケンタッキーライフル」の部品構成が類似している。

以上 4点を考えた時、「金型に彫られた社名 刻印の有無」と「設計の違い(ギミックの有無)」から

○ 出された製品全てが「PYRO」社「REVELL」社による設計ではない。
○ 「PYRO」社は50年代 販売していた 他のメーカーの製品の金型を受け継いた(「LS」が「松尾」社の金型を受け継いだ様に…)

従って この考えから
 
■「50年代活動?のメーカー」(複数のメーカーの存在の可能性有)
↓ …「バンカーヒル」「ヨークタウン」「Flintlock Pistol」etc…製品化

↓    ■「今井科学」・「ブルマァク」で日本版販売(70年代 日本に バルク輸出)
↓           ↑ 
■「PYRO」……→■「LIFE-LIKE」……………→現在 ■「LINDBERG」
  ↑(何種類か金型移動?)↓(一部金型戻り?)  ↑(何種類か金型移動?)
■「REVELL」……………□1985年 頃再販……………□現在何が残っているか不明?
 
と 思うのだが…。
案外「模型専門メーカー」で 製品の流れを追うよりも、「模型も販売していた玩具メーカー」(玩具を組み立てず販売した可能性も含めて)の流れも含めて 眺めた方が 何かつかめるかもしれない
もっとも Doburoku-TAOの手持ちの資料では これが限界なのだが…(笑

オマケ…手持ち資料Gordy Dutt著「collectible Figure Kits of the 50’s,60’s&70’s –Reference and Value Guide」の巻末に「正体不明キット」のなかにメーカー不明キットとして「Davy Crockett」という模型の箱画が紹介されている。キットの詳細は不明だが イラストから判断すると 「PYRO」社の「Buccaneer」のストック短縮モデルに見えるようなのだが…

 謎は深まる ばかりなり…。
posted by DOBUROKU-TAO at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | TOYGUN…古式銃 系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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