2007年09月23日

最近の読書(2007.09.09~22)

年々 目が弱く(疲れ目しやすくなっている)Doburoku-TAOです。
古書店で入手して読んだのが



清水草一 著
「クルマの女王・フェラーリーが見たニッポン」
(講談社 2006年刊行)
「フェラーリー」というクルマが 日本に入ってきてどのように マニア以外に人たちにも認知され 所有されてきたかの歴史(足跡)を記した本。
 自動車の免許を持ってないDoburoku-TAOにとってはクルマの持つ魅力である、実用品としての便利さと 機械を操る(大き物や力を操る事から得られる快感)は想像出来ても 実感がない物。ただ、「スーパーカー ブーム」を小学生時代に体験した世代の一人としては 模型の話を含め 福野礼一郎 氏
の「幻のスーパーカー」(ハードカバー 1998 文庫 2004 双葉社…図版はハードカバーが読み易いが 文庫版には追記・訂正がある)等と供についつい読んでしまう物。
著者が行った 「スーパーカー」ブームを体験した世代への「あなたの好きなスーパーカーは?」の質問を紹介した章を読んでいると、人の好みは「スペック・実用度だけでは左右されない」という事を つくづく思ってしまう。
ところで 福野礼一郎氏の著作は「車という機械」について書かれている(興味が「機械」であるならば銃でも飛行機でもいい)のに対し、清水草一氏の本著で面白いのは 「商品としての車」について書かれている事ではないだろうか。従って 商品としての「フェラーリー」を取り巻く人々の話には 人としてのある種の生なましさが合間にどうしてもでてしまう。
ところで 遠い世界の話で実感(自らの血肉なりえてないという意味で)がわからないのだか フェラーリーオーナー第一号の方の「娯楽(道楽)」についての私見は なかなか鋭いと思う。私みたいな貧乏人が納得したと発言しても説得力ないけどね…(笑

で 次に読み出し その内容の凄さに圧倒されたのが

井上春樹 著
「日本ロボット戦争記 1939~1945」
(NTT出版社 2007年刊行)
こちらは大阪難波の古書店で購入。
なんでこんな最近出た本がもう古書店に?とは思ったが、読み終えた今は 古書店に流してくれた人にただ感謝。
久々に 本の持つ力「情報伝達・保持 装置の持つ力」を 見せ付けてくれた一冊。
インターネットこそ 最強の「情報」道具と思い込んでる世代(オタクのね…(笑 )には是非一読して欲しい。
「検索」が「速い」から優秀なのではなく、「『情報』の質と、『分類・整理』の重要さ」感じて欲しい。
「本著」は日本における「ロボット」という言葉に関連ある物を 膨大な資料から よりわけ 豊富な図版・写真を用いて解説した一冊。
この本にとって 唯一の不幸はその書名に「ロボット」が使われている事かもしれない。
本著は 児童読み物・兵器開発・コンピューター関連・広告・模型・玩具・文学・演劇・人形劇…etcと幅広いジャンルで紹介されている。これら分野においての日本の戦時中での 状況を知る意味でも貴重で面白い本だと思う。
Doburoku-TAO(杞憂かもしれない)の思う本誌の不幸とは、貴重な資料が満載されているにも関わらず、書名に「ロボット」という言葉が使われている事で「イロモノ」と思い込まれ 手にとらない方が出て正当な評価がされない事ではないだろうか?(ま、読み手のアンテナの問題なのだが…)
アニメ・漫画・のロボットに興味を持つ者には 避けて通る事が出来ない必読の一冊だろう。
個人的には サブカル系ライターの読書評が楽しみだが、『コンバトラー』以前は黎明期などと 平気でのたまう者とそれを支持する 歴史軽視する恐れをしらない世代に期待するだけ無駄かもしれない…(笑。
ちなみにDoburoku-TAOは本著の前作「日本ロボット創世紀」は出版当時 図書館で借りて読むが、内容についていけず 完読出来なかったという思い出がある…(笑。亀以下の歩みかもしれないが、本を読む 心がけも少しずつでも備わるものかもしれない。
今回手に入ったのは きっと散財の神様の イタズラ心かもしれないなぁ~

連休前に買った雑誌から
『AIR World』11月号
江藤巌 著「SPACE WATCHINE 2007-11」
 『最初の宇宙旅行者(犬)ラーイカ』
は、知っていたつもりの事が という意味では驚きの記事。しかし ソビエートの犬の扱いについては「AIR WORLD」において 原子力動力実験「Tu-95LAL」の実験に関する記事が紹介されていたのを読んだ事があるが(白井和弘 氏『ロシア ウォッチング』の一編だが 号数失念…すまん)なんだがなぁ~
「ロケット打ち上げ」が国威掲揚と 政治的な宣伝道具として利用されていた時代を感じさせる記事。
ところで この日 帰り道に近所の「ブックオフ」で買ったのが、買い逃していた
徳光康之 著「濃爆おたく先生」Vol.2 (講談社 2002年)
というのもなぁ~(笑

漫画の話が出たついでに 
原作 永井豪、 作画 石川賢
「ゲッターロボ アーク」1巻2巻 (双葉社 漫画文庫 2007)
をやっと購入。もう続刊が出ないのが残念な一冊。布団に寝転がって読んでいたのだが、アークのデザインにデビルマンがダブるダブる。
流石にリボルテックでは出ないと思うが…

最近『ドルバック』の再販決定などで 活気ついてる『パワードスーツ』関連。デザイン的には古典的だが
星野之宣 著
「コドク・エクスペリメント」2巻(幻冬社コミックス漫画文庫 2007)
に載っている 「アヴァロン」は 星野版「νガンダム」に興味がある人には手足のデザインを見る意味でも面白いかと
しかし Doburoku-TAOが本当に欲しいのはコンク「サージェント」だったりする…(笑

 とぃったところで 塩見七生 女史の「ローマ人の物語」文庫版新刊を読み始めますか…


posted by DOBUROKU-TAO at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | 更新情報をチェックする
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