2007年08月27日

なんだかなぁ~ (HOBBYFIX COLT ディティクティブ)

縁あってやって来た子と思えば 出来が悪かろうが全て可愛い物なのだが、この製品に関してはメーカーの姿勢が…(モデルガンに罪はない)。
















高価な商品をDoburoku-TAoが持っているのは 昨年たまたま秋に 宝くじが当たったから…(笑
さて、この製品の難点は 動かない事。
シリンダーを 開放した状態ではダブル・シングル
のアクションは出来るが、シリンダーを閉じた時点でダブル・シングルのアクションは不可能となる。
これに似た症状は 15年ほど前 コクサイの金属パイソン調整と LSのDTの組み立て調整で経験している。すぐさま分解し ボルトスプリングを弱めの物と交換した。
アクションが固まる原因は シリンダーハンドの上昇とボルトの下降が同期しないこと。
これは コルトのアクションのメカニズム再現した際起こる問題。
DTのアクションを文にすると

1、トリガーを引く

2、ハンド上昇に伴い リバウンドレバー上昇

3、リバウンドレバーの突起がボルトに接触。

4、ボルトは、ボルトスプリングとボルト自体の接触面の弾性でリバウンドレバーの上昇に抵抗、まだ下がらない。(シリンダー は回転出来ない アクションの粘りはメインスプリング・ボルトスプリング・ボルトの弾性の3種のバネの抵抗によるもの)

5、リバウンドレバーの上昇(力に負け)ボルトが下降シリンダー回転。

6、リバウンドレバーの突起と ボルトの接触が解除。
ボルトは上昇を開始、シリンダーを止める。

7ハンマー落ちる

8、トリガーが戻るにつれ リバウントレバー 下降を開始。

9、リバウントレバー突起、ボルトと再接触。ボルトを外側に曲げて 突起の通り道を作る。

10、引き金 及び各部品 発射前の位置へ

上記のサイクルの繰り返し。
ところでボルトスプリングを弱くする 処置の理由は4の抵抗を減らす為。
ま、これで 時たま オーバーランはするが シリンダーに弾を装填した状態でも シングル・ダブルのアクションが可能となった。
コクサイの金属パイソンの不調は 4と9の過程でかかる力でボルトが変形・折れて発生した。
なお 現在 発売されているコクサイのパイソンは リバウントレバーの突起を可動とし、9の段階で レバー内に突起が収納。ボルトに負担がかからないようになっている。
余談だか 旧国際、マルイの「造るモデルガン」では ボルトの軸の受け穴を楕円とし、 ボルトをスライドさせて逃がし 負担をかけないようになっている。

ところで 材質面の限界からくる機構的な難点は仕方ないのだが、この製品についてDoburoku-TAOの不満はメーカーの姿勢にある。

この商品には32Pに及ぶ 「他社製品との比較」や「DTの登場した作品紹介」など書かれたマニュアルが付属する。このマニュアルで書かれた操作方法によると
1、ダミーカートを装填して空撃ちはしてはいけない。
2、ハンマーを起こしたり・倒すときは 指を添えてゆっくり倒す
3、ダブルアクションは ハンマーに指を添えてゆっくり倒す。
となっている。
これって「基本的に 動かすな!!」と書いてるようにしか見えないのは Doburoku-TAOの勘ぐりすきか…?
マニュアルに書かれた この商品の 製品化にあたっての「メーカー側のこだわりについて書かれた長文」を 読んでいて空しくなるのを通りこし、不快になるのは 私の心が狭いからなのだろうか?
価格も決して安い物ではないこの商品、ゴタクを幾ら 並べようが 動かない製品を造った段階で メーカーとしてはダメだと思う。


それにこの商品、キットモデルではなく 完成品販売の物。モデルガンの市場が縮小している現在において『新規で出しました』を免罪符に、マニア(コレクター)を舐めているとしか思えないとは言いすぎか…。

2010.05.23…画像再撮影に伴い 画像差し替え


3年前 大阪で開かれたイベントで「ADVEN」さんのブースで購入した『DT用ハンマーシュラウド』。






GUN誌別冊6「コルトのすべて」に掲載された写真で doburoku-TAOは存在をしった。
当時 ADVENはMGC ABS「ローマン」用に アレンジしたものを販売していた。


HOBBYFIXのDTに難なく載るあたり、入手したモデルは「ローマン」用ではなく、ADVENが販売した文鎮用の製品と思われる。
固定の為にDT本体に ネジをきらないと駄目な物なので セコイDoburoku-TAOは勿体なくて使用できない(笑
ところで 90年代に東京の某SHOPが樹脂製を出していたが、これが この商品のコピーとの噂を聞いた事がある。
残念ながら 樹脂製の物を持ってないので真偽はわからないけど…ま、いいか(笑。
この記事へのコメント
ホビーFIXのディティクティブ…イイですね!
実は以前より欲しいのですがなかなか出会う機会に恵まれず…

しかしそんなに動きが悪いのでしょうか? 非常に良くできたモデルガンと云う評価を聞きますが。

ところで作動の順序で「4」の所は本当でしょうか?
ボルトが弾性で粘らなくてもシリンダーハンドの作動を遅らせてボルトが先に開放すれば良い様に思います。

自分はMGCのディティクティブの中身を実銃に習ってALLワンオフしておりますが、
上記の考え方でちゃんと作動しております。

コクサイのパイソンも同じ考え方かと思いますが、
材質から来る磨耗やバネ力の限界から実銃の様には作動しないだけかと思っています。

でも…やっぱり…ホビーFIXのディティクティブが欲しいなぁ。
Posted by papa at 2007年08月28日 00:47
Papa さん どうもです。
MGCをお持ちですが うらやましいです。マルゴ供に 買い逃したので 思い切って買いました。
もし動作だけでいいなら 田中でもいいのですが、カートをつめるモデルガンが欲しかったので…

4の件
HObbY FIXのボルトですが シリンダーに接触する部分と バネ材製のリバウンドレバーとの接触面の部材を 一つに合わせて出来ています。
これは 軸と軸穴の遊びが少ない為 リバウンドレバーの突起でボルトのバネ材 が外側に曲がる(4と9)という手順に対応させる為だと思います。 

ボルト軸の通る穴を広げ 遊びを持たせる方法もありますが、この部分をいじらない代わりに 私は ボルトスプリングを弱めにしました。 これで ボルトが同じ外側に曲がるにしても部品に負担をかけずに動かせていると思います。

シリンダーハンドの動作を遅らせる方法として リバウンドレバーとの接触面を削る調整もありますが、これはトリガーの後退量の範囲の限界もあり 失敗すると怖いので手をつけていません。
また シリンダーハンドの爪の調整もありますが 部品間が磨れてきた来たとき の微調整が怖く手をつけていません。
そもそも このモデルガン パーツの強度稼ぎにメッキを利用しており、メッキを削る事による パーツの磨耗が怖いというのも スプリングを変えた理由です。

調整に関して 最大の難点は部品の別売が 無い事と 交換販売という事でしょうか。

あと 固体差があるかも知れませんが、200発前後で一度 ハンマー軸のネジを締めなおした方がよいみたいです。

余談ですが 私は「美章園ホビー」で購入しました。ネット在庫はまだ探せば見つかるとおもいますよ。

書き込み有難うございます。
また お越しください。
Posted by Doburoku-TAO at 2007年08月28日 12:51
 はじめまして。たくおと申します。
 ディティクティブ好きが講じてこちらにたどり着きました、40代の妻子持ちマニアです。

 実は私もHFのDTを所有しているのですが、どこのHPを見ても「完成度や仕上げがすばらしい」「最初は作動が硬いが・・・」とかいったありきたりいのないものばかりで、「最初から動かない」とか「数回の作動で動かなくなる」(俗に言うコクサイパイソン状態)という実情に全く触れられていないところ、こちらのブログを拝見しまして、そのあたりが一気に開放されたような気分になりました。

 Doburoku-TAOさんは、ボルトSPを弱くしただけで一応作動したようですが、私の場合はボルト本体と本来なら一体化しているはずのスチールパーツの溶接(固定)が取れてしまっており最悪でした。
 また、最初からの不具合であるボルトの足(スチールパーツ)が寸足らず(皆、同状態だとは思いますが)だという点により、にっちもさっちもいきませんでした。
 このスチールパーツの先端(リバウンドレバーの裏のスチールピンと接触する部分)が1ミリ程(あるいはもう少し)下に伸びていれば各パーツのクリアランスも少なく、耐久性、作動性がアップしていたと思います。

 いずれにしましても、高級文鎮モデルとなりかけていましたDTですが、分解組み立てを繰り返して、ボルト先端部がフレームの穴からさらに出っ張るようにしてから(つまり、スチールパーツ先端が下がり、リバウンドレバーとのコンタクトにかかる時間を短縮するようにして)さらにボルトのシリンダーとの接触部分を削ることによって現在では滑らかに作動しています。
 しかし、リバウンドレバーのシリンダーハンドとの接触部分が磨耗してトリガーにテンションがかからなくなることもしばしばで、リバウンドレバーを削ることも度々です。
 持病持ちの爺さんの面倒を見ているような気分ですね。

 また、Doburoku-TAOさんがメーカーの姿勢を批判されていますが、私も同感です。
 そもそも「交換販売」などという販売方法が許されるはずもないのに堂々と謳っている点などその時点でだめなのかもしれません。
 だめになったパーツと交換で販売なんて、その送ったパーツの代金は商品の値段に含まれているわけですから、こちらがパーツを差し出す必要は全くないと思うんですが。
 まあ、暇を見ては作動させて遊んでいる私としては、いつボルトとリバウンドレバーの最後が来るのか心配です。

 ところで、もうひとつDoburoku-TAOさんに感服した理由は、アドベンのハンマーシュラウドのことです。
 同じことを考えている人がいたのでなんだかうれしい気分です。
 私もこいつをオクで入手しまして、全体を磨いてスチールブルー液で染めて装着してあります。
 上部2個のスクリュウ(本体に若干傷がつきますが、はずさないのを前提に)と、後部の裏面に強力両面テープを貼って固定していますが全く問題ありません。

 ついでにお話ししますが、1950年代のニッケルめっきタイプのDT用のほぼ未使用の木製グリップも装着してあり、そのHF純正のものとは全く比べ物にならないくらいすばらしい出来に感動しています。(←自己満ですみません)

 さらに、全くリアルでない純正カートリッジは早々に処分し、38スペシャルの空薬きょうをシリンダーに入れてあります。スイングアウトした時の情景は、こちらの方が数段上です。

 長々と書いてきましたが、HFのDTについての本音が記載されていましたので、つい感動してお邪魔してしまいました。
 Doburoku-TAOさんは、GUN全般にお詳しいようですので、今後も立ち寄らせていただくかもしれませんが、その時もよろしくお願いします。
Posted by たくお at 2007年10月14日 17:24
たくお さん 初めまして。

書き込み有難うございます。

>HFのDTの評判
私も購入後 いろんなサイトをしらべましたが ベタ褒め 以外の意見に出会った機会は無かったです。
多分 モデルガン自体が コレクターアイテムなんでしょうね。動かして遊ぶよりも 持っている事自体がが大事なのかもしれません。
極端な話、付属の取り扱い説明書 さえ読んでいない人も いると思います。
一番失望したのは 「Gun」誌の某氏の記事です。「ライターズ スペシャル」をつかまされたのかとさえ疑いたくなりました。

 実は購入にあたり最初は 購入を決めた日より数週間前に店頭で飾ってあった馴染みのお店で買う予定でした。
購入を希望したところ。『難儀な子ですよ』とあまり 販売に乗り気ではなかった事を良く憶えています。
 タッチの差で別の方が買われた商品は もともと本店で販売された物の 動作が難ありで 購入者からクレーム。メーカーへ送り返した物が帰ってはきたものの 動作は相変らずで 最初のオーナーはキャンセル。しばらく本店で回り寿司状態の物の在庫処分だったそうです。この話を前もって聞いていた事で多少は覚悟していたのですが…

私がネット通販で購入した物も 難儀な子でしたが たくお さんも調整に苦労されたようですね。溶接で造られたパーツに関しては 機材のないなかなか修理できる物では無いものだけに メーカには品質管理を徹底してもらいたいと思います。

>DTの調整
ところで 家のDTですが ボルトスプリングを代えた理由は2つあります。
1、動作調整の為(以前 ブログに書いた目的の為)
2、シリンダーにつくボルトの刷り傷をなくす為。

ブログで取り上げたあと シングル時のオ-バーランが気になり 再度調整に挑戦しました。
分解して 各パーツを調べて見たところ アクションが硬かった理由は家のDTに関しては セフティーの動作に難があったようです。
フレームのセフティーが組み込まれる 溝に原因があるようで、多分溝の中のメッキの厚みのせいだとおもいます。これに関しては 耐水ペーパーで溝を磨きなおして対処しました。

また各パーツを磨いたあと 2に関しては もう気にする事を止めて ボルトの復帰を優先する為 スプリングは元のパーツにもどしています。
こうして シングル・ダブル アクションの調整(カートは装填状態でのシングルアクション連続操作時に シリンダーのオーバーランは発生しますが)は終わったのですが 遊んで気がついた事に オーバランが発生した際 サイドプレート スクリューが緩んでいた事です。中で動作の度にパーツが踊って サイドプレートに力を加えているようですね。

>メーカーの姿勢
 自分で分解し 調整をすると 決めた段階で 今後はメーカーのサポートは受けられない と覚悟を決めました。
従って ユーザー登録も行っていません。
私が通販で買った商品には サポートを受ける為必要な 販売店のはんこが押していないという事もあります。
細かい事を指摘するならば メーカーが出荷にあたり  販売店に商品を販売する度に 付属の取り扱い説明書に判子を押すよう指示したかさえ疑問に思っています。
コレクターアイテムで 袋にテープで封をされている取り扱い説明書を 小売店がわざわざ開いてチエックしているとはおもえませんし。
ここまでされると 故意かと疑いたくなります。

ただ交換販売に関しては 疑問はあるものの マニアの常で消耗部品をストックしたがる傾向に対し メーカー自体が 製品数に対して少量しか予備パーツ数を確保してないからとった対応ではないかと 私は思っています。 

>HF DT純正カートリッジ
あのカートも意味不明ですね。装填してアクションするなとわざわざ取り扱い説明書に書いてるぐらいですから。
真鍮材の旋盤加工で 見た目がいいですが、アクションが微妙なモデルと メーカも自覚しているならば 付属カートは軽量素材で作るべきだったとおもいます。カートを軽量化することで シリンダーのオーバランとボルトへの負担は減らせるはずですし。
たくおさん がされているように メーカも実物の空ケースを付属させた方が 効果的だったと思うのですが…(安全対策 云々を謳うならば 実物のケースが入らない寸法でメーカーが最初から作ればいいだけです)
 
私の場合は コクサイの2代目 金属パイソンの初期プレスカートの底面をボコボコにした記憶から 付属のカートをそのまま使っています。それと実物のケースがなんか もったいなくて…(笑

それにしても 実物のグリップを 御持ちですが 羨ましい。どうも私の場合は 数を揃える事についつい目が行きがちで 一品の質か伴わないのが難ですが…

こちらこそ 長々とかいてしまいました。
良かったら 今後もお寄りください。
Posted by Doburoku-TAO at 2007年10月14日 21:16
 Doburoku-TAOさん、こんばんは。
 当方のつたない文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。
 ところで、シリンダーのオーバーランの原因ですが、例によってボルトが下がるタイミングが遅く、若干シリンダーのストップノッチにボルトがひっかかった状態でさらにハンマーを起こすことで、何と言いましょうか、はじかれるような感じでシリンダーが勢いよく回転することになり、それでオーバーランが生じているのではないでしょうか。
 私のDTも、作動させているうちに内部パーツの磨耗によりシリンダーがうまく回転しないことがしばしばありましたが、ボルトのシリンダーとあたる部分を削り対処しています。
 でも、このボルト5000円もするって知ってますか。
 おいそれと手をつけるのもはばかられます。
 貧乏人にはつらい趣味でもあります。
 
Posted by たくお at 2007年10月19日 23:02
たくお さん どうも。

>シリンダーのオーバーランの原因
たくお さんの指摘の点に加えて、
ボルトがシリンダーのストップノッチ溝とシリンダー表面の境界面にわずかなバリがあるのではないでしょうか?
ABSなら耐水ペーパーで磨けるのですが、亜鉛のメッキモデルは磨くわけもいかず…。
メッキを自力で出来るならば シリンダ外周を磨いてやりたいのですが…
ボルトに関しては シリンダーに傷をつけにくいように 軽くは磨いています。

>ボルト5000円
 この価格ならば 程度を気にしなければ 中古モデルガンが一丁かえますね…
なんだがなぁ…

書き込み有難うございます。またお寄りください。
Posted by Doburoku-TAO at 2007年10月20日 01:34
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

「そろそろ オークションにでも わいてくるかな…(笑」 「ADVEN」文鎮用「コルト ディディークディブ用『ハンマー・シュラウド』」…(モデルガン、散財 2010.05.23)
Excerpt: 10.05.23…タナカの「ディティクディブ」モデルガン購入にあわせ過去の画像 再撮影に伴い画像差し替え 「なんだかなぁ~(HOBBYFIX COLT ディティクティブ)」
Weblog: ぼんくら オタク LIFE
Tracked: 2010-05-23 23:41