2013年11月16日

「2013,11,11の本の話」木村繁 著「宇宙島への旅」 朝日新聞社 1978年 発行 補足情報&オマケ いろいろ(宇宙開発関連)…(2013.11.17)

◎木村繁 著 朝日少年少女理科年鑑別冊 21世紀のサイエンス『宇宙島への旅 地球脱出作戦』 朝日新聞社 1978年7月出版

木村繁 著「宇宙島への旅」 朝日新聞社 1978年 発行 Doburoku-TAO.JPG木村繁 著「宇宙島への旅」 裏表紙 朝日新聞社 1973年 発行 Doburoku-TAO.JPG

まずは前回の文章をまるまま転記した上で 補足を…
◎木村繁 著 朝日少年少女理科年鑑別冊 21世紀のサイエンス『宇宙島への旅 地球脱出作戦』 朝日新聞社 1978年7月出版

島1号から3号まで、日本語でわかりやすく書かれた書籍としては初期の本かと…。
またコロニー以外に、月面からの建築資材搬出(あわせてリニアモーターカー)・スペースシャトル・や太陽光発電などについても触れられている。

この本で珍しい情報は、建築家 大屋好正の出したコロニー案が掲載されていることかと。
時期的に「ガンダム」の製作&設定に影響を与えた可能性が高いかと…

転記を終えたので以下に追加情報を…

木村繁 著「宇宙島への旅」 より1 Doburoku-TAO.JPG木村繁著 「宇宙島への旅」 より2 Doburoku-TAO.JPG

書籍名から「少年(少女)の宇宙冒険談」と早とちりされそうだが、実際はオニールの提案した「宇宙殖民島」の解説本。
オニールの書籍よりも、「この書籍の方」が、イメージがつかみやすいかと…。
ガンダムの製作スタッフが読んでいたかどうかは神のみぞ知る…

ちなみに手持ちから木村繁氏の著作を…

木村繁 著「人類月に立つ」 朝日新聞社 1969年発行.JPG木村繁著 「人類月に立つ」 朝日新聞社 1969年発行。

まぁ 科学技術がうんたらなんてわからん。
が、この書籍のおかげで ビニール製 AIRFIXの「宇宙飛行士」フィギィアに付属する「月面スクーター」の正体を知ったのだった。
うちの買い置き資料の用途(お気に入り写真やイラスト集め)なんてそんな程度。科学がすきなまじめな人がしったら失笑もんだな…(笑









オマケ1…買い置き資料本より
A.T.ウルベコフ 著 「宇宙移民計画 環境と資源を求めて」 Doburoku-TAO.JPGA.T.ウルベコフ著 木下高一郎著翻訳 「宇宙移民計画 環境と資源を求めて」
講談社 ブルーバックスB-641 1986年発行


所詮持ち物自慢です。






オマケ2…オニール島3号について

◎オニールがコロニー間をロープウェイ(構造体)で結ばなかった理由についての推測。

両コロニーの回転が完全同期をしているならば ロープのような構造体で結びつけても問題がないが、片方のコロニーの回転にコンマ数秒でも同期ズレが生じると、もう一方のロープウェーイの近くの回転にも影響を与え、コロニーの構造体にねじれを生じる可能性があるからではないだろうか…

◎ コロー二―の自転軸が公転軌道に対して垂直
地球ゴマと理屈で、安定して自転させる為かと…

オマケ3…アインシュタインの原爆開発関与について

 当時アメリカ合衆国大統領に対し、「原爆開発推進」賛成の手紙を書いていた記憶があります。
したがって、完全な白ではないかと…
なお、第2次大戦後、アインシュタインの行動に対し日本人が非難の手紙を書き、その手紙の便箋の裏側に、アインシュタイン直筆の非難に対する回答が送られた事実があったはずです。アインシュタインの回答は「同胞(民族)を殺される恐怖をわからぬ よそ者が無神経に口出しするな!」といった内容だったと記憶しています。
これは正義感だけでは、無神経に批判できない問題だと、思います。
 この話を知ったのは、1990年代前半にNHKが製作した NHKスペシャル「アインシュタイン ロマン」の第3夜(第4夜かも…)を観たからです。
この放送は当時β―で録画していたのですが、今回探し出せず、再確認はしていませんが、この番組が製作された時点で、アインシュタインに手紙を書いた日本人は存命しており、当時のことを語って(無神経さに対しての反省はありません)いたと記憶しています。

 なお、「アインシュタイン ロマン」の番組は作家ミヒャエル・エンデが「現代文明批判」を行う内容で、アインシュタインは「現代文明批判」の象徴として選ばれた感があります。
(余談ですが、押井守が『イノセンス』で思わせぶりに描いていた 人間の存在は計算式ですべてを表せる存在とみることへの疑問 なんてものはすでにこの番組でエンデによって アインシュタイン批判ネタの一エピソードとしてすでに描かれています…いまだに続く「攻殻」関連の原作漫画のイメージの再利用(金払ってイメージの残飯使い回しを見せられる)&今更感と、コレで通用するアニメの顧客層を思い知らされ映画館で失望した記憶があります→2013年11月15日放映の「ルパン3世」特番でBGMも宮崎アニメの編曲という 貧しい内容にうんざりした事もあり、まぁ愚痴っています。)
どんな物にも神が宿る日本人には、絶対神が存在する宗教を持ち 生きる基準とする人々を理解するのは容易ではないし、接する際に気をつけないといけないと私は思っていますが…まぁ、これは私自身の話であって他人には強要できない話です。

 NHKの「アインシュタイン ロマン」は当時LD化もされていました。図書館などでは所蔵しているところもあると思うので視聴は容易かと…
(天本英世さんも最終回に出ています)

オマケ4…金子隆一氏について
 今月号の「SFマガジン」(2013年12月号)で追悼特集が組まれております。

私も今月号を読むまで知らなかったのでえらそうな事はいえませんが…
posted by DOBUROKU-TAO at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | 更新情報をチェックする